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東京為替:ドル・円は上げ渋り、夕方にかけて失速

発行済 2022-06-13 17:10
更新済 2022-06-13 17:15
© Reuters.

13日の東京市場でドル・円は上げ渋り。
早朝の取引で米10年債利回りの先高観からドル買いが先行し、134円34銭から上昇基調に。
その後節目の135円を上抜け、一時135円19銭まで上昇。
ただ、日銀総裁の円安けん制発言で新発10年国債利回りは上昇し、円買いで134円台に失速した。


・ユーロ・円は141円77銭から140円73銭まで下落した。

・ユーロ・ドルは1.0520ドルから1.0458ドルまで値を下げた。


・17時時点:ドル・円134円60-70銭、ユーロ・円140円70-80銭
・日経平均株価:始値27,369.66円、高値27,389.30円、安値26,948.22円、終値26,987.44円(前日比836.85円安)

【経済指標】
・日・4-6月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:-0.9(1-3月期:-7.5)
・英・4月鉱工業生産:前月比-0.6%(予想:+0.2%、3月:-0.2%)
・英・4月貿易収支:-208.93億ポンド(3月:-238.97億ポンド)

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「最近の急速な円安進行、経済にマイナスで望ましくない」
「賃金の本格的上昇のためには、金融緩和の継続で経済の下支えが重要」
・松野官房長官
「為替、各国と緊密な意思疎通を図りつつ、必要な場合は適切な対応」
「急速な円安進行がみられ憂慮している」
「米為替報告書はなんら新たな見解が示されたものではない」


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