[東京 4日 ロイター] - シャープは4日、2023年3月期連結利益予想を下方修正すると発表した。売上高は円安の影響などで2兆7000億円で据え置いたが、ディスプレー市況の悪化で営業利益は前年比70.5%減の250億円(従来650億円)、持ち分法による投資損失の悪化などで純利益は同93.2%減の50億円(同500億円)に引き下げた。
IBESによるアナリスト10人の平均値では、通期営業利益は471億円が見込まれていた。
22年4─9月業績は売上高が前年比3.3%増の1兆2579億円、営業利益が同93.8%減の24億円、純利益は同75.7%減の103億円となった。