【小幅安となる】19550-19700円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にさや寄せする格好から利食い先行になろう。
ボリンジャーバンドの中心値(25日)と-1σとのレンジ、25日線と5日線とのレンジ内での推移が続きそうである。
一目均衡表では基準線が19590円辺りに位置しており、これが支持線として機能するかが注目される。
19550-19700円のレンジを想定する。
【小幅安となる】東芝は空前の出来高へ、指数は動意薄=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物は前日の225先物比45円安の19595円。
為替市場では、ドル・円が120円10銭台、ユーロ・円が133円90銭台(8時時点)。
ギリシャ債務問題が重しとなり日経平均は本日も値動きが乏しくなる公算が大きい。
昨日同様、投資家の関心はストップ安となった東芝 (TOKYO:6502)に向かいそうだ。
昨日実施されたクロス取引の最安値が355円だったことで、市場関係者からはこの水準で値が付くのではとの声が聞かれる。
寄った後は上下のジェットコースター相場で2.3億株超の出来高となる可能性は高い。
こうした銘柄の動向を横目に日経平均は静かな展開を想定する。
日経平均の日足チャートでは、25日線手前で十字線が示現するなんとも手掛け難いチャート形状となっている。
25日線がそろそろ下向きに転換しそうなことから、この水準が上値抵抗ラインとして意識されると指数は上値を切り下げる展開となる可能性も。
手掛かり材料難で出来高が減少するなど市場のエネルギーは低下傾向にある。
本日、5日線を下回る展開は無いと考えるが、「Sell in May」が頭にある時期だけに買い手控えムードは強まろう。