■NY株式:米国株式市場は続伸、消費者信頼感指数の改善を好感
ダウ平均は112.64ドル高の34,302.61ドル、ナスダックは78.05ポイント高の11,079.16で取引を終了した。
各主要銀行の最高経営責任者(CEO)が軽度の景気後退を想定していると慎重な見通しを示したため警戒感から売られ、寄り付き後、大きく下落。
その後発表された1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想以上に改善したため景気への悲観的見方が後退し下げ止まった。
さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定する上で注視している同指数の1年期待インフレ率が大幅に低下したため金利先高観がさらに後退しハイテクが買われ相場をプラス圏に押し上げ。
終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。
セクター別では、小売りや銀行が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落。
銀行のJPモルガン(JPM)は第4四半期決算で金利収入48%増が奏功し、増収増益となり買われた。
同業シティグループ(C)も第4四半期決算で債券トレーディングでの収入が過去最高を記録したことが好感され、上昇。
重機メーカーのキャタピラー(CAT)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。
ファーストフードチェーンのウェンディーズ(WEN)は第4四半期の暫定決算で売り上げが強く増配を発表し、上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は国内で販売価格を最大20%引き下げると発表、値下げにより短期的に売上総利益が損なわれるとの懸念に売られた。
自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)も連られ下落。
航空会社のデルタ(DAL)は第4四半期決算で、内容は予想を上回ったが人件費の上昇で第1四半期の調整後の1株利益見通しが予想を下回り、売られた。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は18.12と、1年ぶり低水準となった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:円全面高、日銀の大規模緩和修正観測強まる
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円64銭から127円46銭まで下落し、127円88銭で引けた。
輸入物価指数が予想外にプラスに改善したためドル買いが一時優勢となった。
その後、発表された米1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値で1年期待インフレ率速報値が12月4.4%から予想以上に低下したため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速観測が一段と強まり、ドル売りに拍車をかけた。
イエレン米財務長官が米国債務が19日にも上限に達するとの警告を受け、さらなるドル売りに繋がった。
また、日銀が次回金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(YCC)撤廃など大規模緩和修正の思惑に伴う長期金利の上昇に伴い円買いが加速。
ユーロ・ドルは、1.0781ドルへ下落後、1.0840ドルまで上昇し、1.0832ドルで引けた。
ユーロ圏・11月鉱工業生産が予想を上回ったほか、ドイツの22年のGDPも予想を上回り域内のリセッション懸念が後退しユーロ買いが加速。
ユーロ・円は139円10銭から138円01銭まで下落。
日銀が政策を修正するとの思惑で日欧金利差縮小を想定したユーロ売り、円買いが継続。
ポンド・ドルは、1.2151ドルまで下落後、1.2240ドルまで上昇した。
英国の11月GDPが予想外にプラス成長となったためポンド買いが加速。
ドル・スイスは、0.9317フランへ上昇後、0.9256フランまで反落した。
■NY原油:続伸、一時80ドルに到達
NYMEX原油2月限終値:79.86 ↑1.47
13日のNY原油先物2月限は続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.47ドルの79.86ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.97ドル-80.01ドル。
アジア市場で77.97ドルまで下げたが、ロンドン市場で79ドル台に上昇。
ニューヨーク市場ではドル安を意識した買いが優勢となり、通常取引終了後の時間外取引で80.01ドルまで買われた。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.23ドル +0.76ドル(+2.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 91.66ドル +1.13ドル(+1.25%)
ゴールドマン・サックス(GS)374.00ドル +4.06ドル(+1.10%)
インテル(INTC) 30.11ドル -0.18ドル(-0.59%)
アップル(AAPL) 134.76ドル +1.35ドル(+1.01%)
アルファベット(GOOG) 92.80ドル +0.89ドル(+0.97%)
メタ(META) 136.98ドル +0.27ドル(+0.20%)
キャタピラー(CAT) 258.46ドル +3.39ドル(+1.33%)
アルコア(AA) 54.61ドル +1.29ドル(+2.42%)
ウォルマート(WMT) 145.29ドル +0.48ドル(+0.33%)
ダウ平均は112.64ドル高の34,302.61ドル、ナスダックは78.05ポイント高の11,079.16で取引を終了した。
各主要銀行の最高経営責任者(CEO)が軽度の景気後退を想定していると慎重な見通しを示したため警戒感から売られ、寄り付き後、大きく下落。
その後発表された1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想以上に改善したため景気への悲観的見方が後退し下げ止まった。
さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定する上で注視している同指数の1年期待インフレ率が大幅に低下したため金利先高観がさらに後退しハイテクが買われ相場をプラス圏に押し上げ。
終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。
セクター別では、小売りや銀行が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落。
銀行のJPモルガン(JPM)は第4四半期決算で金利収入48%増が奏功し、増収増益となり買われた。
同業シティグループ(C)も第4四半期決算で債券トレーディングでの収入が過去最高を記録したことが好感され、上昇。
重機メーカーのキャタピラー(CAT)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。
ファーストフードチェーンのウェンディーズ(WEN)は第4四半期の暫定決算で売り上げが強く増配を発表し、上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は国内で販売価格を最大20%引き下げると発表、値下げにより短期的に売上総利益が損なわれるとの懸念に売られた。
自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)も連られ下落。
航空会社のデルタ(DAL)は第4四半期決算で、内容は予想を上回ったが人件費の上昇で第1四半期の調整後の1株利益見通しが予想を下回り、売られた。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は18.12と、1年ぶり低水準となった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:円全面高、日銀の大規模緩和修正観測強まる
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円64銭から127円46銭まで下落し、127円88銭で引けた。
輸入物価指数が予想外にプラスに改善したためドル買いが一時優勢となった。
その後、発表された米1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値で1年期待インフレ率速報値が12月4.4%から予想以上に低下したため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速観測が一段と強まり、ドル売りに拍車をかけた。
イエレン米財務長官が米国債務が19日にも上限に達するとの警告を受け、さらなるドル売りに繋がった。
また、日銀が次回金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(YCC)撤廃など大規模緩和修正の思惑に伴う長期金利の上昇に伴い円買いが加速。
ユーロ・ドルは、1.0781ドルへ下落後、1.0840ドルまで上昇し、1.0832ドルで引けた。
ユーロ圏・11月鉱工業生産が予想を上回ったほか、ドイツの22年のGDPも予想を上回り域内のリセッション懸念が後退しユーロ買いが加速。
ユーロ・円は139円10銭から138円01銭まで下落。
日銀が政策を修正するとの思惑で日欧金利差縮小を想定したユーロ売り、円買いが継続。
ポンド・ドルは、1.2151ドルまで下落後、1.2240ドルまで上昇した。
英国の11月GDPが予想外にプラス成長となったためポンド買いが加速。
ドル・スイスは、0.9317フランへ上昇後、0.9256フランまで反落した。
■NY原油:続伸、一時80ドルに到達
NYMEX原油2月限終値:79.86 ↑1.47
13日のNY原油先物2月限は続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.47ドルの79.86ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.97ドル-80.01ドル。
アジア市場で77.97ドルまで下げたが、ロンドン市場で79ドル台に上昇。
ニューヨーク市場ではドル安を意識した買いが優勢となり、通常取引終了後の時間外取引で80.01ドルまで買われた。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.23ドル +0.76ドル(+2.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 91.66ドル +1.13ドル(+1.25%)
ゴールドマン・サックス(GS)374.00ドル +4.06ドル(+1.10%)
インテル(INTC) 30.11ドル -0.18ドル(-0.59%)
アップル(AAPL) 134.76ドル +1.35ドル(+1.01%)
アルファベット(GOOG) 92.80ドル +0.89ドル(+0.97%)
メタ(META) 136.98ドル +0.27ドル(+0.20%)
キャタピラー(CAT) 258.46ドル +3.39ドル(+1.33%)
アルコア(AA) 54.61ドル +1.29ドル(+2.42%)
ウォルマート(WMT) 145.29ドル +0.48ドル(+0.33%)