10時30分時点の日経平均は先週末比105.87円安の20457.28円で推移している。
ここまでの高値は9時13分につけた20496.62円、安値は10時02分の20410.27円と上下86円の狭いレンジ。
欧米株下落と外部環境が弱いほか、足元11連騰している割には下げは限定的といったところ。
先物市場では売買フローは引続き少なく、今のところ売り崩すような手口は観測されていない。
売り一巡後の東京市場は下げ渋る銘柄が多いことで、市場関係者からは「日経平均は12連騰すると思い込んでいる人が多いのでは」との声も聞かれる。
規模別株価指数では、引続き小型株のみプラス圏で推移している。
業種別では、不動産、海運、パルプ・紙、小売、輸送用機器が弱い一方、繊維、電気・ガス、水産・農林、その他製品がしっかり。
売買代金上位銘柄では、2営業日連続で5億株超の大商いとなったみずほ (TOKYO:8411)は売買一服で売り優勢となっているほか、トヨタ自 (TOKYO:7203)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、ソニー (TOKYO:6758)、三井物産 (TOKYO:8031)、ソフトバンク (TOKYO:9984)がさえない。
一方、東芝 (TOKYO:6502)が5日続伸しているほか、東京電力 (TOKYO:9501)も上昇。
なお、上期決算が材料視されてH.I.S. (TOKYO:9603)が先週末比10%超の急反発となっている。