*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~リバランスの動きを見せてくる可能性~
14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:リバランスの動きを見せてくる可能性
■リクルートHD、23/3上方修正 売上収益3兆4250億円←3兆3000億円
■前場の注目材料:三菱電機、タービン発電機向け絶縁技術開発、全損失の5%超低減
■リバランスの動きを見せてくる可能性
14日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうである。
13日の米国市場はNYダウが376ドル高だった。
欧州委員会が2023年の欧州の成長見通しを引上げ、リセッション回避期待が国内経済にもプラスに寄与するとの楽観的見方が強まった。
また、1月のNY連銀消費者調査結果で、家計収入の伸び率予想が前月から大幅に低下したことが明らかになると、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化懸念も後退し、終盤にかけて相場を押し上げた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比260円高の27700円。
円相場は1ドル132円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。
日経225先物は、前日に75日線までの調整を見せたあとの反発となり、ナイトセッションで再び27500円を上回ってきたことから、リバウンド基調が強まりそうだ。
日経平均も同様に75日線からのリバウンドとなるため、ショートカバーの動きなども意識されやすいタイミングになろう。
ただし、直近の戻り高値である27820円辺りに接近する局面では戻り待ちの売りから上値を抑えられる可能性はある。
また、米国では強いリバウンドを見せたものの、1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控えるなか、インフレ鈍化を期待した買戻しが先行するなど、リバランスの動きが中心だったと見られる。
積極的な買いに転じたというよりはポジション調整といった面が強く、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい。
もっとも、国内においても日銀人事を巡る報道に振らされており、足もとでは植田和男氏を起用する人事を固めたと報じられたことをきっかけに、金融政策の修正への思惑が高まったことが売りに向かわせていた。
本日の午前11時に日銀総裁人事案が国会に提示されることから、いったんはリバランスの動きを見せてくる可能性はありそうだ。
為替市場の動向を睨みながらの展開になるものの、足もとで売られていた銘柄などへは短期的なリバウンドを狙った資金流入が期待される。
■リクルートHD、23/3上方修正 売上収益3兆4250億円←3兆3000億円
リクルートHD (TYO:6098)は2023年3月期業績予想の修正を発表。
売上収益は3兆3000億円から3兆4250億円に上方修正した。
労働市場における需給のひっ迫が緩和し、労働市場環境は第4四半期も徐々に平準化が進むことを想定。
また、為替の円安も業績を押し上げる。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34245.93、+376.66)
・ナスダック総合指数は上昇(11891.79、+173.67)
・シカゴ日経先物は上昇(27700、大阪比+260)
・1ドル=132.40-50円
・SOX指数は上昇(3057.32、+46.17)
・VIX指数は低下(20.34、-0.19)
・米原油先物は上昇(80.14、+0.42)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・三菱電機 (TYO:6503)タービン発電機向け絶縁技術開発、全損失の5%超低減
・トヨタ (TYO:7203)経営体制を大幅刷新「柔軟な布陣」、ソフト・脱炭素・小型車強化
・三井不動産 (TYO:8801)宇宙産業活性化、一般社団「クロスユー」設立
・トヨタ (TYO:7203)エネ資材費の高騰分負担、来年度上期も取引先支援
・住友電工 (TYO:5802)北米に新工場、再エネ向けレドックスフロー電池生産
・日立建機 (TYO:6305)仏コベマットを買収、中・大型ショベル拡充
・丸紅 (TYO:8002)フィリピンで森林再生、産学官でカーボンクレジットプログラム開発
・日産自 (TYO:7201)ルノーとインドで協業拡大、6車種開発、793億円投資
・クラレ (TYO:3405)タイ工場完成、EV向け樹脂など生産
・三菱ガス (TYO:4182)バイオポリカ製販、三井化学から原料調達
・洋インキHD (TYO:4634)米国にリチウム電池部材の拠点新設、EV向け需要増
・大王製紙 (TYO:3880)V字回復へ改善策追加、希望退職・組織再編
・三菱マテリアル (TYO:5711)成長投資5600億円、資源循環を拡充
・資生堂 (TYO:4911)25年度にコア営業利益率12%、コスト構造改革推進
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■株式見通し:リバランスの動きを見せてくる可能性
■リクルートHD、23/3上方修正 売上収益3兆4250億円←3兆3000億円
■前場の注目材料:三菱電機、タービン発電機向け絶縁技術開発、全損失の5%超低減
■リバランスの動きを見せてくる可能性
14日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうである。
13日の米国市場はNYダウが376ドル高だった。
欧州委員会が2023年の欧州の成長見通しを引上げ、リセッション回避期待が国内経済にもプラスに寄与するとの楽観的見方が強まった。
また、1月のNY連銀消費者調査結果で、家計収入の伸び率予想が前月から大幅に低下したことが明らかになると、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化懸念も後退し、終盤にかけて相場を押し上げた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比260円高の27700円。
円相場は1ドル132円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。
日経225先物は、前日に75日線までの調整を見せたあとの反発となり、ナイトセッションで再び27500円を上回ってきたことから、リバウンド基調が強まりそうだ。
日経平均も同様に75日線からのリバウンドとなるため、ショートカバーの動きなども意識されやすいタイミングになろう。
ただし、直近の戻り高値である27820円辺りに接近する局面では戻り待ちの売りから上値を抑えられる可能性はある。
また、米国では強いリバウンドを見せたものの、1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控えるなか、インフレ鈍化を期待した買戻しが先行するなど、リバランスの動きが中心だったと見られる。
積極的な買いに転じたというよりはポジション調整といった面が強く、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい。
もっとも、国内においても日銀人事を巡る報道に振らされており、足もとでは植田和男氏を起用する人事を固めたと報じられたことをきっかけに、金融政策の修正への思惑が高まったことが売りに向かわせていた。
本日の午前11時に日銀総裁人事案が国会に提示されることから、いったんはリバランスの動きを見せてくる可能性はありそうだ。
為替市場の動向を睨みながらの展開になるものの、足もとで売られていた銘柄などへは短期的なリバウンドを狙った資金流入が期待される。
■リクルートHD、23/3上方修正 売上収益3兆4250億円←3兆3000億円
リクルートHD (TYO:6098)は2023年3月期業績予想の修正を発表。
売上収益は3兆3000億円から3兆4250億円に上方修正した。
労働市場における需給のひっ迫が緩和し、労働市場環境は第4四半期も徐々に平準化が進むことを想定。
また、為替の円安も業績を押し上げる。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34245.93、+376.66)
・ナスダック総合指数は上昇(11891.79、+173.67)
・シカゴ日経先物は上昇(27700、大阪比+260)
・1ドル=132.40-50円
・SOX指数は上昇(3057.32、+46.17)
・VIX指数は低下(20.34、-0.19)
・米原油先物は上昇(80.14、+0.42)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・三菱電機 (TYO:6503)タービン発電機向け絶縁技術開発、全損失の5%超低減
・トヨタ (TYO:7203)経営体制を大幅刷新「柔軟な布陣」、ソフト・脱炭素・小型車強化
・三井不動産 (TYO:8801)宇宙産業活性化、一般社団「クロスユー」設立
・トヨタ (TYO:7203)エネ資材費の高騰分負担、来年度上期も取引先支援
・住友電工 (TYO:5802)北米に新工場、再エネ向けレドックスフロー電池生産
・日立建機 (TYO:6305)仏コベマットを買収、中・大型ショベル拡充
・丸紅 (TYO:8002)フィリピンで森林再生、産学官でカーボンクレジットプログラム開発
・日産自 (TYO:7201)ルノーとインドで協業拡大、6車種開発、793億円投資
・クラレ (TYO:3405)タイ工場完成、EV向け樹脂など生産
・三菱ガス (TYO:4182)バイオポリカ製販、三井化学から原料調達
・洋インキHD (TYO:4634)米国にリチウム電池部材の拠点新設、EV向け需要増
・大王製紙 (TYO:3880)V字回復へ改善策追加、希望退職・組織再編
・三菱マテリアル (TYO:5711)成長投資5600億円、資源循環を拡充
・資生堂 (TYO:4911)25年度にコア営業利益率12%、コスト構造改革推進
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>