*05:55JST 25日の米国市場ダイジェスト：NYダウは247ドル高、パウエルFRB議長の慎重な利上げ姿勢を好感
■NY株式：NYダウは247ドル高、パウエルFRB議長の慎重な利上げ姿勢を好感
ダウ平均は247.48ドル高の34,346.90ドル、ナスダックは126.68ポイント高の13,590.65で取引を終了した。
パウエル連邦準備制度理事会（FRB）議長がジャクソンホール会合での講演で、追加利上げの可能性を除外しなかったため金利上昇を警戒して一時下落に転じる場面があった。
一方、議長が過剰な利上げリスクを認識し、今後の政策は慎重に決定していく姿勢を示すと、長期金利が伸び悩み株式相場も再び上昇。
午後に航空機メーカーのボーイングの上昇が相場を一段と押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大した。
セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方で、半導体・同製造装置が小幅下落。
航空機メーカーのボーイング（BA）は中国への737マックス機の納入を4年ぶりに再開すると報じられ上昇。
動画配信のネットフリックス（NFLX）はアナリストによる目標株価引き上げで上昇した。
衣料小売りのギャップ（GPS）は第2四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったほか、コスト管理が奏功して健全な利益率が評価され上昇。
後払いサービスを提供するアファーム（AFRM）は四半期決算で総売上高が予想を上回り、さらに強い見通しが好感されて買われた。
玩具メーカーのハズブロ（HAS）はアナリストが同社株の目標株価を引き上げ上昇。
一方、ドラッグストアチェーンのライトエイド（RAD）はウォール・ストリート・ジャーナル紙が関係筋の話として数週間以内に連邦破産法11条による会社更生手続き申請を計画していると報じ急落。
電力会社のハワイアン・エレクトリック（HE）は配当停止に加え、多くの犠牲者を出した山火事を巡り警告にもかかわらず送電設備を停止せず過失があったとし、マウイ群が州の裁判所に同社を提訴したため大幅に下落した。
食料品配達プラットフォームのインスタカートは早ければ9月にも新規株式公開（IPO）を計画していると報じられた。
（Horiko Capital Management LLC）
■NY為替：パウエルFRB議長の発言を受けて追加利上げ観測強まる
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、145円73銭まで下落後、146円63銭まで上昇し、146円45銭で引けた。
8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に下方修正されたためドル売りが優勢となったが、米連邦準備制度理事会（FRB）が注視している同指数の期待インフレ率確報値が予想外に上方修正されたほか、パウエルFRB議長がジャクソンホール会合でインフレ改善もまだ始まったばかりで、道のりは長く適切であれば追加利上げを実施する姿勢を表明したため追加利上げ観測を受けた金利上昇に連れ、ドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0842ドルへ上昇したのち、1.0766ドルまで反落し、1.0792ドルで引けた。
ドイツの冴えない経済指標を受けて9月の追加利上げ観測が後退しユーロ売りに押された。
ユーロ・円は157円64銭から158円25銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.2654ドルへ上昇したのち、1.2548ドルまで反落した。
ドル・スイスは0.8822フランまで下落後、0.8876フランまで上昇した。
■NY原油：強含み、一時80.45ドルまで値を上げる
NYMEX原油10月限終値：79.83 ↑0.78
25日のNY原油先物10月限は強含み。
ニューヨーク商業取引所（NYMEX）のWTI先物10月限は、前営業日比＋0.78ドル（+0.99％）の79.83ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは78.14ドル-80.45ドル。
米国市場の序盤にかけて80.45ドルまで買われた後78.14ドルまで反落したが、需給ひっ迫の思惑は残されており、通常取引終了後の時間外取引で80.31ドルまで反発。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比（騰落率）
バンクオブアメリカ（BAC） 28.50ドル -0.12ドル（-0.42％）
モルガン・スタンレー（MS） 83.22ドル -0.22ドル（-0.26％）
ゴールドマン・サックス（GS）320.15ドル +0.19ドル（+0.06％）
インテル（INTC） 33.25ドル +0.66ドル（+2.03％）
アップル（AAPL） 178.61ドル +2.23ドル（+1.26％）
アルファベット（GOOG） 130.69ドル +0.27ドル（+0.21％）
メタ（META） 285.50ドル -1.25ドル（-0.44％）
キャタピラー（CAT） 272.56ドル +3.26ドル（+1.21％）
アルコア（AA） 28.23ドル -0.52ドル（-1.81％）
ウォルマート（WMT） 157.82ドル +0.93ドル（+0.59％）
ダウ平均は247.48ドル高の34,346.90ドル、ナスダックは126.68ポイント高の13,590.65で取引を終了した。
パウエル連邦準備制度理事会（FRB）議長がジャクソンホール会合での講演で、追加利上げの可能性を除外しなかったため金利上昇を警戒して一時下落に転じる場面があった。
一方、議長が過剰な利上げリスクを認識し、今後の政策は慎重に決定していく姿勢を示すと、長期金利が伸び悩み株式相場も再び上昇。
午後に航空機メーカーのボーイングの上昇が相場を一段と押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大した。
セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方で、半導体・同製造装置が小幅下落。
航空機メーカーのボーイング（BA）は中国への737マックス機の納入を4年ぶりに再開すると報じられ上昇。
動画配信のネットフリックス（NFLX）はアナリストによる目標株価引き上げで上昇した。
衣料小売りのギャップ（GPS）は第2四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったほか、コスト管理が奏功して健全な利益率が評価され上昇。
後払いサービスを提供するアファーム（AFRM）は四半期決算で総売上高が予想を上回り、さらに強い見通しが好感されて買われた。
玩具メーカーのハズブロ（HAS）はアナリストが同社株の目標株価を引き上げ上昇。
一方、ドラッグストアチェーンのライトエイド（RAD）はウォール・ストリート・ジャーナル紙が関係筋の話として数週間以内に連邦破産法11条による会社更生手続き申請を計画していると報じ急落。
電力会社のハワイアン・エレクトリック（HE）は配当停止に加え、多くの犠牲者を出した山火事を巡り警告にもかかわらず送電設備を停止せず過失があったとし、マウイ群が州の裁判所に同社を提訴したため大幅に下落した。
食料品配達プラットフォームのインスタカートは早ければ9月にも新規株式公開（IPO）を計画していると報じられた。
（Horiko Capital Management LLC）
■NY為替：パウエルFRB議長の発言を受けて追加利上げ観測強まる
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、145円73銭まで下落後、146円63銭まで上昇し、146円45銭で引けた。
8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に下方修正されたためドル売りが優勢となったが、米連邦準備制度理事会（FRB）が注視している同指数の期待インフレ率確報値が予想外に上方修正されたほか、パウエルFRB議長がジャクソンホール会合でインフレ改善もまだ始まったばかりで、道のりは長く適切であれば追加利上げを実施する姿勢を表明したため追加利上げ観測を受けた金利上昇に連れ、ドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0842ドルへ上昇したのち、1.0766ドルまで反落し、1.0792ドルで引けた。
ドイツの冴えない経済指標を受けて9月の追加利上げ観測が後退しユーロ売りに押された。
ユーロ・円は157円64銭から158円25銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.2654ドルへ上昇したのち、1.2548ドルまで反落した。
ドル・スイスは0.8822フランまで下落後、0.8876フランまで上昇した。
■NY原油：強含み、一時80.45ドルまで値を上げる
NYMEX原油10月限終値：79.83 ↑0.78
25日のNY原油先物10月限は強含み。
ニューヨーク商業取引所（NYMEX）のWTI先物10月限は、前営業日比＋0.78ドル（+0.99％）の79.83ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは78.14ドル-80.45ドル。
米国市場の序盤にかけて80.45ドルまで買われた後78.14ドルまで反落したが、需給ひっ迫の思惑は残されており、通常取引終了後の時間外取引で80.31ドルまで反発。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比（騰落率）
バンクオブアメリカ（BAC） 28.50ドル -0.12ドル（-0.42％）
モルガン・スタンレー（MS） 83.22ドル -0.22ドル（-0.26％）
ゴールドマン・サックス（GS）320.15ドル +0.19ドル（+0.06％）
インテル（INTC） 33.25ドル +0.66ドル（+2.03％）
アップル（AAPL） 178.61ドル +2.23ドル（+1.26％）
アルファベット（GOOG） 130.69ドル +0.27ドル（+0.21％）
メタ（META） 285.50ドル -1.25ドル（-0.44％）
キャタピラー（CAT） 272.56ドル +3.26ドル（+1.21％）
アルコア（AA） 28.23ドル -0.52ドル（-1.81％）
ウォルマート（WMT） 157.82ドル +0.93ドル（+0.59％）