12日の日経平均は大幅に下落。
327.98円安の20392.77円(出来高概算25億3000万株)で取引を終えた。
中国人民銀行が人民元の対ドル相場を予想外に切り下げたことによる混乱のなか、人民元の連日の切り下げを背景に、波乱の展開となっている。
日経平均は前場半ばには20700円を回復する局面がみられたが、その後は急速に切り下げる展開となり、後場一段安で20300円割れ寸前まで下げていた。
中国の景気に対する不透明感は想定されていたことではあったが、なりふり構わない今回の大幅切り下げによる影響を見極める必要がある。
また、米国では9月にも利上げ再開との見方がコンセンサスになりつつあったが、今回の中国の元切り下げによる影響から、先送りとの見方にもなりやすく、世界経済への影響が重石になりそうだ。
上値追いが慎重になりやすい中、業績など裏づけのある銘柄への物色に絞られそうだ。
とはいえ、7月のチャイナ・ショックの局面では、日経平均の2万円割れからの急速な切り返しが目立った。
今回の調整局面においても2万円処での底堅さが意識されるようだと、ボトム意識が相当強まることになりそうだ。
なお、チャート形状では一目均衡表の雲の切り下がりに沿った調整をみせてきている。
週末には2万円処で雲のねじれが起きるため、シグナルが悪化する可能性がある。
週末にはオプションSQを控えていることもあり、この数日は見極めが必要になりそうだ。
327.98円安の20392.77円(出来高概算25億3000万株)で取引を終えた。
中国人民銀行が人民元の対ドル相場を予想外に切り下げたことによる混乱のなか、人民元の連日の切り下げを背景に、波乱の展開となっている。
日経平均は前場半ばには20700円を回復する局面がみられたが、その後は急速に切り下げる展開となり、後場一段安で20300円割れ寸前まで下げていた。
中国の景気に対する不透明感は想定されていたことではあったが、なりふり構わない今回の大幅切り下げによる影響を見極める必要がある。
また、米国では9月にも利上げ再開との見方がコンセンサスになりつつあったが、今回の中国の元切り下げによる影響から、先送りとの見方にもなりやすく、世界経済への影響が重石になりそうだ。
上値追いが慎重になりやすい中、業績など裏づけのある銘柄への物色に絞られそうだ。
とはいえ、7月のチャイナ・ショックの局面では、日経平均の2万円割れからの急速な切り返しが目立った。
今回の調整局面においても2万円処での底堅さが意識されるようだと、ボトム意識が相当強まることになりそうだ。
なお、チャート形状では一目均衡表の雲の切り下がりに沿った調整をみせてきている。
週末には2万円処で雲のねじれが起きるため、シグナルが悪化する可能性がある。
週末にはオプションSQを控えていることもあり、この数日は見極めが必要になりそうだ。