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米国株見通し:下げ渋りか、弱い経済指標で引き締め懸念一服

発行済 2023-09-21 13:35
更新済 2023-09-21 13:45
© Reuters.
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*13:35JST 米国株見通し:下げ渋りか、弱い経済指標で引き締め懸念一服 (13時20分現在)

S&P500先物      4,434.75(-12.25)
ナスダック100先物  15,091.00(-61.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。
長期金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。



20日の主要3指数は続落。
終盤に弱含む展開となり、ダウは一時約250ドル高の堅調地合いから下げに転じ76ドル安の34440ドルで取引を終えた。
連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の引き上げは市場観測通り見送られたが、年内の利上げ再開の可能性が示された。
政策発表を受け長期金利が大きく上向くと、ハイテクを中心に売り優勢に。
ただ、原油相場の失速はインフレ圧力を弱めるとの見方から、極端な下げを抑制した。



本日は下げ渋りか。
英国やスイスの中銀は追加利上げの公算で、引き締め継続が意識されやすい。
同時に、今後の利上げ終了に思惑が広がれば過度な売りは回避されそうだ。
今晩発表の新規失業保険申請件数は前週より悪化、フィラデルフィア連銀製造業景気指数もプラスを維持できない見通しで、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を弱める材料に。
前日の決算発表でフェデックスの増益が示され、輸送関連が注目されるだろう。



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