■NY株式:ダウは530ドル安、中国の製造業指数悪化を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :16459.75 終値 :4706.04
前日比:-530.94 前日比:-171.45
始値 :16990.69 始値 :4801.04
高値 :16990.69 高値 :4856.75
安値 :16459.55 安値 :4706.04
21日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は530.94ドル安の16459.75、ナスダックは171.45ポイント安の4706.04で取引を終了した。
中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が約6年半ぶりの低水準となり、アジアや欧州の主要株価が全面安となった流れを受け、売りが先行。
ハイテク株や一般消費財などが幅広く売られたほか、NY原油先物相場が6年ぶりに40ドルを割り込んだことも嫌気された。
オプションや先物取引の決済日となっていることもあり、出来高を伴って引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。
ダウは一時530ドルを上回る下落となり、年初来最安値を更新した。
セクター別では全面安となり、テクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスの下落が目立った。
原油価格の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。
農業機械のディア(DE)は決算内容が嫌気されたほか、通期の売上高見通しを引き下げ下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は15年1月以来の安値圏まで売られている。
一方で、PCメーカーのヒューレット・パッカード(HPQ) は、一株利益が予想を上振れたことで小幅上昇となった。
昨日、ギリシャ首相が辞任を表明し9月の総選挙実施を要請した。
同国に対する欧州連合(EU)の金融支援をめぐり、自身への反対勢力を一掃したいとの思惑がある。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は122円09銭、世界経済の減速懸念でリスクオフ 21日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、122円76銭から121円82銭まで下落して122円09銭で引けた。
米国の8月製造業PMI速報値が予想外に前月から悪化し、2013年10月以降ほぼ2年ぶりの低水準となったことを嫌気したドル売りが強まった。
一方、原油安、中国の低調な製造業指標を受けて、世界経済減速懸念に伴うリスク回避の円買いに拍車がかかった。
その後、ブラード米セントルイス連銀総裁がゼロ金利を過剰に長期に維持するリスクを繰り返し指摘したことで、下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1272ドルから1.1390ドルまで上昇して1.1386ドルで引けた。
ユーロ圏8月消費者信頼感速報値の改善を受けたユーロ買い、米国債券利回り低下に伴うドル売りが加速した。
ユーロ・円は、138円20銭から139円00銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5658ドルまで下落後、1.5714ドルまで上昇。
ドル・スイスは、0.9554フランから0.9460フランへ下落した。
■NY原油:反落で40.45ドル、中国PMI悪化、米リグ増加で一時40ドル割れ NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:40.45↓0.87)。
取引の中心となった10月限は、41.40ドルから39.86ドルまで下落した。
この日発表の中国の8月財新製造業PMI速報値が一段と低下したことを受けて、経済の減速が進むことによる原油の先行き需要後退懸念から、売りが強まった。
終盤に、米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が発表され、稼働中リグは前週比2基増の674基。
5週連続の増加となったことで、原油の生産拡大の思惑による売りも加わったとみられ、40ドルを割り込むきっかけになった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.11ドル -0.615ドル(-3.68%) モルガン・スタンレー(MS) 34.21ドル -1.960ドル(-5.42%) ゴールドマン・サックス(GS)187.70ドル -9.050ドル(-4.60%) インテル(INTC) 26.56ドル -0.970ドル(-3.52%) アップル(AAPL) 105.76ドル -6.890ドル(-6.12%) グーグル(GOOG) 612.48ドル -34.35ドル(-5.31%) フェイスブック(FB) 86.06ドル -4.500ドル(-4.97%) キャタピラー(CAT) 74.98ドル -1.430ドル(-1.87%) アルコア(AA) 8.75ドル -0.285ドル(-3.16%) ウォルマート(WMT) 66.56ドル -1.870ドル(-2.73%) スプリント(S) 4.70ドル +0.010ドル(+0.21%)
ダウ平均は530.94ドル安の16459.75、ナスダックは171.45ポイント安の4706.04で取引を終了した。
中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が約6年半ぶりの低水準となり、アジアや欧州の主要株価が全面安となった流れを受け、売りが先行。
ハイテク株や一般消費財などが幅広く売られたほか、NY原油先物相場が6年ぶりに40ドルを割り込んだことも嫌気された。
オプションや先物取引の決済日となっていることもあり、出来高を伴って引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。
ダウは一時530ドルを上回る下落となり、年初来最安値を更新した。
セクター別では全面安となり、テクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスの下落が目立った。
原油価格の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。
農業機械のディア(DE)は決算内容が嫌気されたほか、通期の売上高見通しを引き下げ下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は15年1月以来の安値圏まで売られている。
一方で、PCメーカーのヒューレット・パッカード(HPQ) は、一株利益が予想を上振れたことで小幅上昇となった。
昨日、ギリシャ首相が辞任を表明し9月の総選挙実施を要請した。
同国に対する欧州連合(EU)の金融支援をめぐり、自身への反対勢力を一掃したいとの思惑がある。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は122円09銭、世界経済の減速懸念でリスクオフ 21日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、122円76銭から121円82銭まで下落して122円09銭で引けた。
米国の8月製造業PMI速報値が予想外に前月から悪化し、2013年10月以降ほぼ2年ぶりの低水準となったことを嫌気したドル売りが強まった。
一方、原油安、中国の低調な製造業指標を受けて、世界経済減速懸念に伴うリスク回避の円買いに拍車がかかった。
その後、ブラード米セントルイス連銀総裁がゼロ金利を過剰に長期に維持するリスクを繰り返し指摘したことで、下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1272ドルから1.1390ドルまで上昇して1.1386ドルで引けた。
ユーロ圏8月消費者信頼感速報値の改善を受けたユーロ買い、米国債券利回り低下に伴うドル売りが加速した。
ユーロ・円は、138円20銭から139円00銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5658ドルまで下落後、1.5714ドルまで上昇。
ドル・スイスは、0.9554フランから0.9460フランへ下落した。
■NY原油:反落で40.45ドル、中国PMI悪化、米リグ増加で一時40ドル割れ NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:40.45↓0.87)。
取引の中心となった10月限は、41.40ドルから39.86ドルまで下落した。
この日発表の中国の8月財新製造業PMI速報値が一段と低下したことを受けて、経済の減速が進むことによる原油の先行き需要後退懸念から、売りが強まった。
終盤に、米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が発表され、稼働中リグは前週比2基増の674基。
5週連続の増加となったことで、原油の生産拡大の思惑による売りも加わったとみられ、40ドルを割り込むきっかけになった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.11ドル -0.615ドル(-3.68%) モルガン・スタンレー(MS) 34.21ドル -1.960ドル(-5.42%) ゴールドマン・サックス(GS)187.70ドル -9.050ドル(-4.60%) インテル(INTC) 26.56ドル -0.970ドル(-3.52%) アップル(AAPL) 105.76ドル -6.890ドル(-6.12%) グーグル(GOOG) 612.48ドル -34.35ドル(-5.31%) フェイスブック(FB) 86.06ドル -4.500ドル(-4.97%) キャタピラー(CAT) 74.98ドル -1.430ドル(-1.87%) アルコア(AA) 8.75ドル -0.285ドル(-3.16%) ウォルマート(WMT) 66.56ドル -1.870ドル(-2.73%) スプリント(S) 4.70ドル +0.010ドル(+0.21%)