*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米早期利下げ観測後退も円売り縮小
13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け早期利下げ観測後退なら、米金利高・ドル高の見通し。
ただ、来週の日銀金融政策決定会合での政策方針を見極めようと、円売りは抑制されそうだ。
12日に発表された消費者物価指数(CPI)は総合の前月比が予想を上回り、総合の前年比、コア指数の前月比と前年比はいずれも予想と一致。
インフレ鈍化の見方は交錯したが、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測を弱めたことでドル買いに振れた。
ユーロ・ドルは1.0820ドル台から1.0760ドル台に下げ、ドル・円は144円70銭台から145円80銭台に強含んだ。
本日アジア市場で、ドル・円は底堅さを維持した。
この後の海外市場は、FOMCでの政策決定を受けた米金利の動向が材料視される。
政策金利は据え置きで、目先の政策運営は「データ次第」の方針を堅持しよう。
当局者による金利見通しが想定ほど低下しなければ金利高・ドル高の地合いが続く。
一方、今晩の生産者物価指数(PPI)は予想通り強弱まちまちなら、ドルの売り買いは小幅にとどまりそうだ。
また、来週の日銀による政策決定を控え、過度な円売りは抑制されよう。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南ア・11月消費者物価指数(前年比予想:+5.4%、10月:+5.9%)
・19:00 ユーロ圏・10月鉱工業生産(前月比予想:-0.3%、9月:-1.1%)
・22:30 米・11月生産者物価指数(前月比予想:0.0%、10月:-0.5%)
・04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表
(政策金利は5.25-5.50%に据え置き予想)
・04:30 パウエル米FRB議長会見
米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け早期利下げ観測後退なら、米金利高・ドル高の見通し。
ただ、来週の日銀金融政策決定会合での政策方針を見極めようと、円売りは抑制されそうだ。
12日に発表された消費者物価指数(CPI)は総合の前月比が予想を上回り、総合の前年比、コア指数の前月比と前年比はいずれも予想と一致。
インフレ鈍化の見方は交錯したが、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測を弱めたことでドル買いに振れた。
ユーロ・ドルは1.0820ドル台から1.0760ドル台に下げ、ドル・円は144円70銭台から145円80銭台に強含んだ。
本日アジア市場で、ドル・円は底堅さを維持した。
この後の海外市場は、FOMCでの政策決定を受けた米金利の動向が材料視される。
政策金利は据え置きで、目先の政策運営は「データ次第」の方針を堅持しよう。
当局者による金利見通しが想定ほど低下しなければ金利高・ドル高の地合いが続く。
一方、今晩の生産者物価指数(PPI)は予想通り強弱まちまちなら、ドルの売り買いは小幅にとどまりそうだ。
また、来週の日銀による政策決定を控え、過度な円売りは抑制されよう。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南ア・11月消費者物価指数(前年比予想:+5.4%、10月:+5.9%)
・19:00 ユーロ圏・10月鉱工業生産(前月比予想:-0.3%、9月:-1.1%)
・22:30 米・11月生産者物価指数(前月比予想:0.0%、10月:-0.5%)
・04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表
(政策金利は5.25-5.50%に据え置き予想)
・04:30 パウエル米FRB議長会見