[ドバイ 27日 ロイター] - イランとロシアは米ドルの代わりに自国通貨で取引することで最終合意した。イランの国営メディアが27日に報じた。
報道によると、ロシアで行われた両国の中銀総裁の会談で最終決定されたという。
イランとロシアはともに米国の制裁を受けている。
国営メディアは「銀行や経済関係者はSWIFT(国際銀行間通信協会)以外のインターバンクシステムを含むインフラを利用して、自国通貨を取引できるようになった」と伝えた。
ロシア経済省と同国主導のユーラシア経済連合(EEU)は今月25日、EEU加盟5カ国(ロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス)とイランが自由貿易協定(FTA)を締結したと発表した。