*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、年末年始を前にドルに買戻しも
28日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。
米新規失業保険申請件数が弱い内容なら利下げ観測を後押しし、金利安・ドル安に振れやすい。
一方、年末年始休暇に向け、対主要通貨で割安感の生じたドルに買戻しが見込まれる。
前日は日銀金融政策決定会合の主な意見がハト派的な内容で円売り優勢の場面もあったが、低調な米リッチモンド連銀製造業指数と好調な米国債入札で金利安に振れ、ドル売り基調に振れた。
ユーロ・ドルは1.1050ドル付近から1.1120ドル台に浮上、ドル・円は142円半ばから約1円安い141円50銭台に下落。
本日アジア市場で日銀の大規模緩和継続で円売り地合いが主要通貨を支え、ドル・円は141円前半を維持した。
この後の海外市場は米金利にらみの展開が予想される。
年末年始休暇入りで引き続き材料難のため、動意が薄い。
今週発表された住宅関連統計をはじめ足元の経済指標は低調で、今晩の新規失業保険申請件数が弱い内容なら利下げ観測を後押しし米金利安・ドル安が続く。
一方で、年末・四半期末・月末を控え、足元で強含んだ欧州通貨の利益確定や持ち高調整の売りに警戒したい。
地政学リスクによるドルの買戻しも見込まれる。
【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回:20.5万件)
・22:30 米・11月卸売在庫速報値(前月比予想:-0.2%、10月:-0.4%)
・24:00 米・11月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+0.9%、10月:-1.5%)
・03:00 米財務省・7年債入札
米新規失業保険申請件数が弱い内容なら利下げ観測を後押しし、金利安・ドル安に振れやすい。
一方、年末年始休暇に向け、対主要通貨で割安感の生じたドルに買戻しが見込まれる。
前日は日銀金融政策決定会合の主な意見がハト派的な内容で円売り優勢の場面もあったが、低調な米リッチモンド連銀製造業指数と好調な米国債入札で金利安に振れ、ドル売り基調に振れた。
ユーロ・ドルは1.1050ドル付近から1.1120ドル台に浮上、ドル・円は142円半ばから約1円安い141円50銭台に下落。
本日アジア市場で日銀の大規模緩和継続で円売り地合いが主要通貨を支え、ドル・円は141円前半を維持した。
この後の海外市場は米金利にらみの展開が予想される。
年末年始休暇入りで引き続き材料難のため、動意が薄い。
今週発表された住宅関連統計をはじめ足元の経済指標は低調で、今晩の新規失業保険申請件数が弱い内容なら利下げ観測を後押しし米金利安・ドル安が続く。
一方で、年末・四半期末・月末を控え、足元で強含んだ欧州通貨の利益確定や持ち高調整の売りに警戒したい。
地政学リスクによるドルの買戻しも見込まれる。
【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回:20.5万件)
・22:30 米・11月卸売在庫速報値(前月比予想:-0.2%、10月:-0.4%)
・24:00 米・11月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+0.9%、10月:-1.5%)
・03:00 米財務省・7年債入札