*07:51JST 20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは401ドル高、FRBが年内の利下げ予想を維持
■NY株式:NYダウは401ドル高、FRBが年内の利下げ予想を維持
米国株式市場は大幅続伸。
ダウ平均は401.37ドル高の39,512.13ドル、ナスダックは202.62ポイント高の16,369.41で取引を終了した。
連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、まちまちで寄り付いた。
その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCの結果を発表。
予想通り5会合連続で政策据え置きを決定したほか、金融当局者が依然年内3回の利下げを予想していることやパウエル議長も年内の利下げを想定している姿勢を再表明したため年内の利下げ期待が強まり、大きく買われた。
終盤にかけ、上げ幅を拡大し、主要株式指数は過去最高値を更新し終了。
セクター別では、自動車・自動車部品、運輸が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
銀行のJPモルガン(JPM)は想定外に増配を発表し、上昇。
半導体のインテル(INTC)は商務省が国内半導体製造を活発化させるためのCHIPS法に基づく先端半導体の施設向け支援で合意、同社の半導体工場拡張支援で85億ドルの補助金供与に加え110億ドルの融資を提供すると発表し、買われた。
メキシコ料理レストラン運営のチポトレ・メキシカングリル(CMG)は1株を50株に分割する株式分割計画を発表し、上昇。
また、食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り、買われた。
半導体メーカーのブロードコム(AVGO)は人工知能(AI)インフラ技術革新を発表し、上昇。
宝石小売りのシグネット・ジュエラーズ(SIG)は第4四半決算で売上が予想以上に悪化したほか、25年会計年度の見通しが弱く、売られた。
半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は取引終了後に四半期決算を発表。
予想を上回る結果を受けて時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FOMC年内の利下げ予想維持、ドル反落
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円82銭へ上昇後、150円73銭まで反落し、151円29銭で引けた。
最近の予想を上回ったインフレ指標を受けて連邦公開市場委員会(FOMC)が年内の利下げ回数予想を下方修正するとの見方にドル買いが優勢となった。
その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り政策金利据え置きを決定し、米金融当局者の金利予測分布図(ドット・プロット)で12月と同様に年内の中間金利予想で3回の利下げ予想が維持されたため長期金利低下に連れドル売りに減じた。
また、パウエル議長が会見で、年内の利下げの可能性を再表明したほか、バランスシート縮小ペースを近々減速すると発言し、ドル売りがさらに強まった。
ユーロ・ドルは1.0836ドルから1.0918ドルまで上昇し、1.0922ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が初回利下げ以降の追加利下げを明確化しなかったためユーロ売りが後退。
ユーロ・円は、164円31銭へ弱含んだ後、164円97銭へ再び上昇。
ポンド・ドルは1.2685ドルへ下落後、1.2787ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8917フランから0.8860フランまで下落した。
■NY原油:反落で81.27ドル、一時81ドルを下回る
NY原油先物5月限は反落(NYMEX原油5月限終値:81.27 ↓1.46)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-1.46ドルの81.27ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.83ドル-82.65ドル。
アジア市場で82.65ドルまで買われたが、供給不足を警戒した買いは一巡し、米国市場では一時81ドルを下回った。
ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明後に81.54ドルまで戻している。
株高やドル安を意識した買いが入ったようだ。
通常取引終了後の時間外取引では主に81ドル台で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 36.75ドル +0.72ドル(+1.99%)
モルガン・スタンレー(MS) 91.35ドル +2.93ドル(+3.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)396.47ドル +7.81ドル(+2.00%)
インテル(INTC) 42.20ドル +0.15ドル(+0.35%)
アップル(AAPL) 178.67ドル +2.59ドル(+1.47%)
アルファベット(GOOG) 149.68ドル +1.76ドル(+1.18%)
メタ(META) 505.52ドル +9.28ドル(+1.87%)
キャタピラー(CAT) 356.45ドル +2.55ドル(+0.72%)
アルコア(AA) 31.35ドル +1.68ドル(+5.66%)
ウォルマート(WMT) 61.25ドル +0.38ドル(+0.62%)
米国株式市場は大幅続伸。
ダウ平均は401.37ドル高の39,512.13ドル、ナスダックは202.62ポイント高の16,369.41で取引を終了した。
連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、まちまちで寄り付いた。
その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCの結果を発表。
予想通り5会合連続で政策据え置きを決定したほか、金融当局者が依然年内3回の利下げを予想していることやパウエル議長も年内の利下げを想定している姿勢を再表明したため年内の利下げ期待が強まり、大きく買われた。
終盤にかけ、上げ幅を拡大し、主要株式指数は過去最高値を更新し終了。
セクター別では、自動車・自動車部品、運輸が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
銀行のJPモルガン(JPM)は想定外に増配を発表し、上昇。
半導体のインテル(INTC)は商務省が国内半導体製造を活発化させるためのCHIPS法に基づく先端半導体の施設向け支援で合意、同社の半導体工場拡張支援で85億ドルの補助金供与に加え110億ドルの融資を提供すると発表し、買われた。
メキシコ料理レストラン運営のチポトレ・メキシカングリル(CMG)は1株を50株に分割する株式分割計画を発表し、上昇。
また、食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り、買われた。
半導体メーカーのブロードコム(AVGO)は人工知能(AI)インフラ技術革新を発表し、上昇。
宝石小売りのシグネット・ジュエラーズ(SIG)は第4四半決算で売上が予想以上に悪化したほか、25年会計年度の見通しが弱く、売られた。
半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は取引終了後に四半期決算を発表。
予想を上回る結果を受けて時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FOMC年内の利下げ予想維持、ドル反落
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円82銭へ上昇後、150円73銭まで反落し、151円29銭で引けた。
最近の予想を上回ったインフレ指標を受けて連邦公開市場委員会(FOMC)が年内の利下げ回数予想を下方修正するとの見方にドル買いが優勢となった。
その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り政策金利据え置きを決定し、米金融当局者の金利予測分布図(ドット・プロット)で12月と同様に年内の中間金利予想で3回の利下げ予想が維持されたため長期金利低下に連れドル売りに減じた。
また、パウエル議長が会見で、年内の利下げの可能性を再表明したほか、バランスシート縮小ペースを近々減速すると発言し、ドル売りがさらに強まった。
ユーロ・ドルは1.0836ドルから1.0918ドルまで上昇し、1.0922ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が初回利下げ以降の追加利下げを明確化しなかったためユーロ売りが後退。
ユーロ・円は、164円31銭へ弱含んだ後、164円97銭へ再び上昇。
ポンド・ドルは1.2685ドルへ下落後、1.2787ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8917フランから0.8860フランまで下落した。
■NY原油:反落で81.27ドル、一時81ドルを下回る
NY原油先物5月限は反落(NYMEX原油5月限終値:81.27 ↓1.46)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-1.46ドルの81.27ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.83ドル-82.65ドル。
アジア市場で82.65ドルまで買われたが、供給不足を警戒した買いは一巡し、米国市場では一時81ドルを下回った。
ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明後に81.54ドルまで戻している。
株高やドル安を意識した買いが入ったようだ。
通常取引終了後の時間外取引では主に81ドル台で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 36.75ドル +0.72ドル(+1.99%)
モルガン・スタンレー(MS) 91.35ドル +2.93ドル(+3.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)396.47ドル +7.81ドル(+2.00%)
インテル(INTC) 42.20ドル +0.15ドル(+0.35%)
アップル(AAPL) 178.67ドル +2.59ドル(+1.47%)
アルファベット(GOOG) 149.68ドル +1.76ドル(+1.18%)
メタ(META) 505.52ドル +9.28ドル(+1.87%)
キャタピラー(CAT) 356.45ドル +2.55ドル(+0.72%)
アルコア(AA) 31.35ドル +1.68ドル(+5.66%)
ウォルマート(WMT) 61.25ドル +0.38ドル(+0.62%)