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米国株見通し:下げ渋りか、中東への警戒一服で買戻しも

発行済 2024-04-09 13:45
更新済 2024-04-09 14:00
*13:45JST 米国株見通し:下げ渋りか、中東への警戒一服で買戻しも (13時30分現在)

S&P500先物      5,255.50(+2.25)
ナスダック100先物  18,308.75(+13.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は5ドル安。
長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ


8日の主要3指数はまちまち。
おおむね前日終値付近でもみ合い、ナスダックは続伸、S&Pは小反落、ダウは11ドル安の38892ドルと小幅に下げて取引を終えた。
連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めスタンス継続が警戒されるなか、NY連銀がこの日発表したインフレ期待はまちまち。
長期金利の低下を受けハイテクの一部が買い戻された。
ただ、10日の消費者物価指数(CPI)を見極める展開となり、買いは限定的となった。



本日は下げ渋りか。
インフレ指標の高止まりが予想され、積極的に買いづらい地合いとなりそうだ。
パウエルFRB議長をはじめ当局者は目先もタカ派的な政策スタンスを堅持し、6月から年3回の利下げシナリオは引き締め方向に向かうとの見方も少なくない。
そのため長期金利は底堅い推移が見込まれ、ハイテク関連を中心に買いは抑制される可能性も。
一方、イスラエル・ハマス紛争の激化は回避の方向で下げは小幅にとどまるとみる。



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