*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~いったんは自律反発狙いの買いが入りやすい~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■いったんは自律反発狙いの買いが入りやすい
■日産自、24/3下方修正 営業利益 5300億円←6200億円
■前場の注目材料:SUBARU、米AMDと次世代アイサイト開発で協業
■いったんは自律反発狙いの買いが入りやすい
22日の日本株市場は、前週の大幅な下落に対する自律反発狙いの動きが意識されそうだ。
19日の米国市場は、NYダウが211ドル高、ナスダックは319ポイント安だった。
イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど、中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが和らいだ。
NYダウは主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。
一方でネットフリックスの下落に押され、他のハイテク株に売りが広がるなか、ナスダックは下落した。
シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの37100円。
円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まることになりそうだ。
先週の日経平均株価は1週間で2450円ほど下げており、いったんは自律反発狙いの買いが入りやすいだろう。
ただし、米国ではハイテク株の弱い値動きが目立っており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の戻りの鈍さが意識されるなか、日経平均株価の重荷になりそうだ。
また、米国では決算に大きく振らされやすいなか、国内においても今週から決算発表が本格化する。
自律反発狙いの買いが入ったとしても積極的な売買は手控えられやすく、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。
また、ハイテク株への物色が手控えられるなか、ディフェンシブ株へのリスク回避的な物色に向かわせやすく、相対的にTOPIX型優位の展開が見込まれる。
また、日経平均株価は先週末の急落によって、75日線を明確に下放れてきた。
一時36733円まで下げていたが、価格帯別出来高では36000円辺りでの商いが積み上がっている。
同水準に接近する局面では持ち高調整の売りが強まりやすいと考えられ、よりリスク回避姿勢に向かわせる可能性があり、戻り待ち狙いのショートスタンスに向かわせそうである。
なお、前週末に決算を発表したところでは、ラピーヌ (TYO:8143)、ケミプロ化成 (TYO:4960)、ひらまつ (TYO:2764)、WDI (TYO:3068)、ダイハツデイ (TYO:6023)、マルタイ (HK:2919)、岩井コスモ (TYO:8707)、アビックス (TYO:7836)、中部飼料 (TYO:2053)などの動向が注目される。
■日産自、24/3下方修正 営業利益 5300億円←6200億円
日産自 (TYO:7201)は2024年3月期業績予想の修正を発表。
売上高は13兆円から12兆6000億円、営業利益を6200億円から5300億円に下方修正した。
販売台数が344万台と前回見通しから減少したことによるものと、インフレの影響などによるサプライヤーのコスト負担を軽減する取り組み等によるもの。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38079.70、+117.90)
・NYダウは上昇(37775.38、+22.07)
・VIX指数は低下(18.00、-0.21)
・米原油先物は上昇(82.73、+0.04)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・SUBARU (TYO:7270)米AMDと次世代アイサイト開発で協業
・ホンダ (TYO:7267)ブラジルに1200億円投資、エタノール燃料活用のHV投入
・クボタ (TYO:6326)一部鋳物部品から撤退、年内にも製鉄所・製紙向け
・ソニーG (TYO:6758)米アポロと、米パラマウントの買収共同提案で協議
・住友商事 (TYO:8053)チリ社に出資、バイオ農薬中南米開拓
・ロイヤルHD (TYO:8179)双日と、シンガポールに「ロイヤルホスト」、海外直営1号店
・日産自 (TYO:7201)世界販売苦戦、昨年度344万台に下方修正
・パナソニックHD (TYO:6752)日産とパナソニックオートモーティブ、車と家電つなぐ新サービス
・トヨタ自 (TYO:7203)ダイハツ、全車種の出荷停止解除
・アネスト岩田 (TYO:6381)中国で真空ポンプ開発、大学と共同で
・日本ガイシ (TYO:5333)アンモニアから水素精製、三菱重工と、膜分離式システム開発
・HPCシステムズ (TYO:6597)社長・小野鉄平氏、和製ソフトを世界標準に
・NEC (TYO:6701)MIXIのサービス基盤強化を支援、AWS専用線接続を活用
・岡本硝子 (TYO:7746)BツーC参入、ブランド新設、第1弾はユラグラス
・北川鉄工所 (TYO:6317)鹿島などと、CO2固定・吸収コンクリ実証、兵庫に製造設備
・鹿島 (TYO:1812)藻場再生技術を確立
・三菱ケミカルG (TYO:4188)環境配慮+高品質の服に入門モデル
・ダイセル (TYO:4202)ITRIと台湾新興支援、事業化へ協業探る
・旭有機材 (TYO:4216)現場発泡ウレタン開発、断熱材の薄肉化に貢献
☆前場のイベントスケジュール
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) <ST>
■いったんは自律反発狙いの買いが入りやすい
■日産自、24/3下方修正 営業利益 5300億円←6200億円
■前場の注目材料:SUBARU、米AMDと次世代アイサイト開発で協業
■いったんは自律反発狙いの買いが入りやすい
22日の日本株市場は、前週の大幅な下落に対する自律反発狙いの動きが意識されそうだ。
19日の米国市場は、NYダウが211ドル高、ナスダックは319ポイント安だった。
イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど、中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが和らいだ。
NYダウは主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。
一方でネットフリックスの下落に押され、他のハイテク株に売りが広がるなか、ナスダックは下落した。
シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの37100円。
円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まることになりそうだ。
先週の日経平均株価は1週間で2450円ほど下げており、いったんは自律反発狙いの買いが入りやすいだろう。
ただし、米国ではハイテク株の弱い値動きが目立っており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の戻りの鈍さが意識されるなか、日経平均株価の重荷になりそうだ。
また、米国では決算に大きく振らされやすいなか、国内においても今週から決算発表が本格化する。
自律反発狙いの買いが入ったとしても積極的な売買は手控えられやすく、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。
また、ハイテク株への物色が手控えられるなか、ディフェンシブ株へのリスク回避的な物色に向かわせやすく、相対的にTOPIX型優位の展開が見込まれる。
また、日経平均株価は先週末の急落によって、75日線を明確に下放れてきた。
一時36733円まで下げていたが、価格帯別出来高では36000円辺りでの商いが積み上がっている。
同水準に接近する局面では持ち高調整の売りが強まりやすいと考えられ、よりリスク回避姿勢に向かわせる可能性があり、戻り待ち狙いのショートスタンスに向かわせそうである。
なお、前週末に決算を発表したところでは、ラピーヌ (TYO:8143)、ケミプロ化成 (TYO:4960)、ひらまつ (TYO:2764)、WDI (TYO:3068)、ダイハツデイ (TYO:6023)、マルタイ (HK:2919)、岩井コスモ (TYO:8707)、アビックス (TYO:7836)、中部飼料 (TYO:2053)などの動向が注目される。
■日産自、24/3下方修正 営業利益 5300億円←6200億円
日産自 (TYO:7201)は2024年3月期業績予想の修正を発表。
売上高は13兆円から12兆6000億円、営業利益を6200億円から5300億円に下方修正した。
販売台数が344万台と前回見通しから減少したことによるものと、インフレの影響などによるサプライヤーのコスト負担を軽減する取り組み等によるもの。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38079.70、+117.90)
・NYダウは上昇(37775.38、+22.07)
・VIX指数は低下(18.00、-0.21)
・米原油先物は上昇(82.73、+0.04)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・SUBARU (TYO:7270)米AMDと次世代アイサイト開発で協業
・ホンダ (TYO:7267)ブラジルに1200億円投資、エタノール燃料活用のHV投入
・クボタ (TYO:6326)一部鋳物部品から撤退、年内にも製鉄所・製紙向け
・ソニーG (TYO:6758)米アポロと、米パラマウントの買収共同提案で協議
・住友商事 (TYO:8053)チリ社に出資、バイオ農薬中南米開拓
・ロイヤルHD (TYO:8179)双日と、シンガポールに「ロイヤルホスト」、海外直営1号店
・日産自 (TYO:7201)世界販売苦戦、昨年度344万台に下方修正
・パナソニックHD (TYO:6752)日産とパナソニックオートモーティブ、車と家電つなぐ新サービス
・トヨタ自 (TYO:7203)ダイハツ、全車種の出荷停止解除
・アネスト岩田 (TYO:6381)中国で真空ポンプ開発、大学と共同で
・日本ガイシ (TYO:5333)アンモニアから水素精製、三菱重工と、膜分離式システム開発
・HPCシステムズ (TYO:6597)社長・小野鉄平氏、和製ソフトを世界標準に
・NEC (TYO:6701)MIXIのサービス基盤強化を支援、AWS専用線接続を活用
・岡本硝子 (TYO:7746)BツーC参入、ブランド新設、第1弾はユラグラス
・北川鉄工所 (TYO:6317)鹿島などと、CO2固定・吸収コンクリ実証、兵庫に製造設備
・鹿島 (TYO:1812)藻場再生技術を確立
・三菱ケミカルG (TYO:4188)環境配慮+高品質の服に入門モデル
・ダイセル (TYO:4202)ITRIと台湾新興支援、事業化へ協業探る
・旭有機材 (TYO:4216)現場発泡ウレタン開発、断熱材の薄肉化に貢献
☆前場のイベントスケジュール
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) <ST>