*08:02JST 30日の米国市場ダイジェスト:NYダウは330ドル安、一部企業の弱い決算が重し
■NY株式:NYダウは330ドル安、一部企業の弱い決算が重し
米国株式市場は続落。
ダウ平均は330.06ドル安の38,111.48ドル、ナスダックは183.50ポイント安の16,737.08で取引を終了した。
セールスフォースの弱い決算を嫌気した売りが重しとなり、寄り付き後、下落。
NY連銀のダドリー前総裁の見解を受け、一部で追加利上げを警戒した売りも強まり、続落した。
1-3月期国内総生産(GDP)が予想通り下方修正されたほか個人消費も弱くさらに明日に発表を控えるPCE価格指数を警戒した売りに、相場は終日軟調に推移。
NY連銀のウィリアムズ総裁が講演で、利上げが自分の基本シナリオではないと指摘すると、売りが後退し、相場は下げ止まり、終了した。
セクター別では、ソフトウエア・サービスが大きく下落した一方、電気通信サービスが上昇。
履物販売会社のフット・ロッカー(FL)は第1四半期決算で1株利益が予想を上回ったほか、第2四半期の見通しも予想を上回り、大幅高。
コンピューターメーカーのHP(HPQ)は昨日引け後に発表した四半期決算でPC事業が2年ぶり増収に回復、売上高が予想を上回り、買われた。
家電量販チェーンのベスト・バイ(BBY)は第1四半期決算で1株利益が予想を上回り、上昇。
ディスカウント衣料小売り、バーリントン・ストアーズ(BURL)は第1四半期の既存店売上高が予想を上回り、上昇した。
製薬会社のイーライ・リリー(LLY)はアナリストが目標株価を引き上げ、上昇。
クラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)は昨日引け後に発表された四半期決算の弱い内容を嫌った売りが継続。
百貨店のコールズ(KSS)は第1四半期決算で、既存店売上が予想を下回り9四半期連続の減少となったほか、通期業績見通し引下げが嫌気され、大きく売られた。
コンピュ―ターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)は取引終了後に四半期決算を発表。
内容は予想を上回ったが市場の期待に及ばず、時間外取引で利益確定売りが先行。
化粧品小売りのアルタビューティー(ULTA)は見通し下方修正が嫌気され、売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米1-3月期GDP改定値の下方修正でドル反落
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円85銭から156円38銭まで下落し、156円81銭で引けた。
米国1-3月期GDPや個人消費、価格指数改定値が下方修正されたため年内の利下げ観測が再燃し長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。
また、ウィリアムズ米NY連銀総裁が自分のシナリオでは利上げはないとの考えを示したこともドル売り圧力となった。
ユーロ・ドルは1.0812ドルから1.0845ドルまで上昇し、1.0832ドルで引けた。
ユーロ・円は、169円38銭から169円96銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2705ドルから1.2747ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.9074フランから0.9031フランへ下落した。
■NY原油:続落で77.91ドル、78ドルを下回る
NY原油先物7月限は続落(NYMEX原油7月限終値:77.91 ↓1.32)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.60ドル0の79.23ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.63ドル-79.42ドル。
アジア市場で79.42ドルまで買われたが、供給不安が緩和されたことによって、調整売りが強まり、米国市場の後半にかけて78ドルを下回る展開となった。
通常取引終了後の時間外取引では主に78ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 38.63ドル -0.09ドル(-0.23%)
モルガン・スタンレー(MS) 97.23ドル -0.04ドル(-0.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)450.23ドル -6.94ドル(-1.51%)
インテル(INTC) 30.19ドル +0.06ドル(+0.19%)
アップル(AAPL) 191.29ドル +1.00ドル(+0.52%)
アルファベット(GOOG) 173.56ドル -3.84ドル(-2.16%)
メタ(META) 467.05ドル -7.31ドル(-1.54%)
キャタピラー(CAT) 339.25ドル +1.14ドル(+0.33%)
アルコア(AA) 44.54ドル +0.61ドル(+1.38%)
ウォルマート(WMT) 64.89ドル -0.03ドル(-0.04%)
米国株式市場は続落。
ダウ平均は330.06ドル安の38,111.48ドル、ナスダックは183.50ポイント安の16,737.08で取引を終了した。
セールスフォースの弱い決算を嫌気した売りが重しとなり、寄り付き後、下落。
NY連銀のダドリー前総裁の見解を受け、一部で追加利上げを警戒した売りも強まり、続落した。
1-3月期国内総生産(GDP)が予想通り下方修正されたほか個人消費も弱くさらに明日に発表を控えるPCE価格指数を警戒した売りに、相場は終日軟調に推移。
NY連銀のウィリアムズ総裁が講演で、利上げが自分の基本シナリオではないと指摘すると、売りが後退し、相場は下げ止まり、終了した。
セクター別では、ソフトウエア・サービスが大きく下落した一方、電気通信サービスが上昇。
履物販売会社のフット・ロッカー(FL)は第1四半期決算で1株利益が予想を上回ったほか、第2四半期の見通しも予想を上回り、大幅高。
コンピューターメーカーのHP(HPQ)は昨日引け後に発表した四半期決算でPC事業が2年ぶり増収に回復、売上高が予想を上回り、買われた。
家電量販チェーンのベスト・バイ(BBY)は第1四半期決算で1株利益が予想を上回り、上昇。
ディスカウント衣料小売り、バーリントン・ストアーズ(BURL)は第1四半期の既存店売上高が予想を上回り、上昇した。
製薬会社のイーライ・リリー(LLY)はアナリストが目標株価を引き上げ、上昇。
クラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)は昨日引け後に発表された四半期決算の弱い内容を嫌った売りが継続。
百貨店のコールズ(KSS)は第1四半期決算で、既存店売上が予想を下回り9四半期連続の減少となったほか、通期業績見通し引下げが嫌気され、大きく売られた。
コンピュ―ターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)は取引終了後に四半期決算を発表。
内容は予想を上回ったが市場の期待に及ばず、時間外取引で利益確定売りが先行。
化粧品小売りのアルタビューティー(ULTA)は見通し下方修正が嫌気され、売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米1-3月期GDP改定値の下方修正でドル反落
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円85銭から156円38銭まで下落し、156円81銭で引けた。
米国1-3月期GDPや個人消費、価格指数改定値が下方修正されたため年内の利下げ観測が再燃し長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。
また、ウィリアムズ米NY連銀総裁が自分のシナリオでは利上げはないとの考えを示したこともドル売り圧力となった。
ユーロ・ドルは1.0812ドルから1.0845ドルまで上昇し、1.0832ドルで引けた。
ユーロ・円は、169円38銭から169円96銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2705ドルから1.2747ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.9074フランから0.9031フランへ下落した。
■NY原油:続落で77.91ドル、78ドルを下回る
NY原油先物7月限は続落(NYMEX原油7月限終値:77.91 ↓1.32)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.60ドル0の79.23ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.63ドル-79.42ドル。
アジア市場で79.42ドルまで買われたが、供給不安が緩和されたことによって、調整売りが強まり、米国市場の後半にかけて78ドルを下回る展開となった。
通常取引終了後の時間外取引では主に78ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 38.63ドル -0.09ドル(-0.23%)
モルガン・スタンレー(MS) 97.23ドル -0.04ドル(-0.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)450.23ドル -6.94ドル(-1.51%)
インテル(INTC) 30.19ドル +0.06ドル(+0.19%)
アップル(AAPL) 191.29ドル +1.00ドル(+0.52%)
アルファベット(GOOG) 173.56ドル -3.84ドル(-2.16%)
メタ(META) 467.05ドル -7.31ドル(-1.54%)
キャタピラー(CAT) 339.25ドル +1.14ドル(+0.33%)
アルコア(AA) 44.54ドル +0.61ドル(+1.38%)
ウォルマート(WMT) 64.89ドル -0.03ドル(-0.04%)