⏳ 後数時間!最大60%引きでお得 InvestingPro特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も円買い一服でドルをサポート

発行済 2024-05-31 18:18
更新済 2024-05-31 18:30
© Reuters.
*18:18JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も円買い一服でドルをサポート 31日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。
米インフレ指標の伸びが鈍化すれば早期利下げ観測につながる可能性があり、ドル売り先行。
一方、日本の長期金利の上昇一服で円買いが縮小すればドルをサポートしそうだ。


前日発表された米1-3月期国内総生産(GDP)改定値は下方修正され、引き締め的な金融政策を弱める材料になるとの見方から金利安・ドル安の地合いが強まった。
ユーロ・ドルは1.08ドル台半ばに浮上し、ドル・円は156円30銭台に軟化。
本日アジア市場もその流れが続き、ドル・円は157円付近に上昇後は156円台半ばに失速。
ただ、日経平均株価の上げ幅拡大やアジア株高を好感した円売りが主要通貨を下支えした。


この後の海外市場は今晩の米コアPCE価格指数が焦点となる。
同指数が想定を下回れば、年内の利下げへの思惑が再燃する。
ただ、ディスインフレのペースは緩慢で引き締め的な政策の堅持を見込んだドル買いは続くだろう。
低調な米国債入札による金利高もドルを支援。
一方、157円台は日本の為替介入ゾーンとみられ、同水準でのドル買い・円売りは縮小しよう。
半面、日銀の買い入れオペ据え置きを受け円買いは入りづらい。


【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・4月住宅ローン承認件数(予想:6.15万件、3月:6.13万件)
・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、4月:+2.4%)
・21:00 南ア・4月貿易収支(3月:+73億ランド)
・21:30 米・4月個人所得(前月比予想:+0.3%、3月:+0.5%)
・21:30 米・4月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.3%、3月:+0.8%)
・21:30 米・4月コアPCE価格指数(前年比予想:+2.8%、3月:+2.8%)
・21:30 カナダ・1-3月期GDP(前期比年率予想:+2.2%、10-12月期:+1.0%)
・22:45 米・5月シカゴ購買部協会景気指数(予想:41.1、4月:37.9)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます