*08:01JST 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは15ドル高、ハイテク株が支え
■NY株式:NYダウは15ドル高、ハイテク株が支え
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は15.64ドル高の39,127.80、ナスダック指数は87.50ポイント高の17,805.16で取引を終了した。
長期金利の上昇が重しとなり、寄り付きは下落。
前日FRBの高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。
FRBが重視するPCE価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がる中、人工知能(AI)をめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。
セクター別では自動車・自動車部品、小売りが大きく上昇した一方、商業・専門サービスや保険、エネルギーなどが下げた。
EVメーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)が大幅高。
独フォルクスワーゲンが50億ドル投資し、「次世代」EVを共同開発すると発表した。
同業のルーシッド(LCID)も連れ高となった。
運送会社のフェデックス(FDX)は前日引け後に発表した四半期決算で通期の利益見通しが市場予想を上回ったことや自社株買いを計画していることが好感され急伸。
家電メーカーのワールプール(WHR)は独ロバート・ブッシュが買収を検討しているとの報道を受け上昇。
食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は四半期決算が減収減益となったほか、売上高見通しが失望され売られた。
ネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムが時価総額で初めて2兆ドルを突破。
人工知能(AI)をめぐる期待が株価を押し上げている。
これまで2兆ドル超えを達成した米企業はアップルやマイクロソフトなど4社。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米金利上昇・ドル買い継続、160円台再浮上で円売りも加速
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、160円02銭へ下落後、160円84銭まで上昇し、160円80銭で引けた。
米国は利下げを急がないとの見方が広がり、ロンドン市場で4月29日のドル高値160円17銭を上抜けたことを受けて、ドル買い・円売り先行で始まった。
神田財務官の円安けん制発言が伝えられ、いったん160円付近へ押したものの、まもなくドル買い・円売りが再開され、160円台後半まで一段高となった。
米10年債利回りは4.31%台まで上昇した。
ユーロ・ドルは1.0666ドルへ下落後、いったん1.0696ドルへ反発し、1.0678ドルで引けた。
ユーロ・円は170円92銭へ下落後、171円79銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2663ドルから1.2616ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.8953フランへ下落後、0.8978フランまで上昇した。
■NY原油:上昇一服で80.90ドル、ドル高を受けて利食い売りが増える
NY原油先物8月限は上昇一服(NYMEX原油8月限終値:80.90 ↑0.07)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.07ドルの80.90ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.18ドル-81.63ドル。
ロンドン市場で81.63ドルまで買われたが、ドル高を受けて利食い売りが強まり、米国市場の後半にかけて80.18ドルまで値下がり。
ただ、中東情勢の悪化が引き続き警戒されており、81.52ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に80ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.00ドル -0.38ドル(-0.96%)
モルガン・スタンレー(MS) 96.89ドル -0.91ドル(-0.93%)
ゴールドマン・サックス(GS)455.86ドル -1.52ドル(-0.33%)
インテル(INTC) 30.54ドル -0.20ドル(-0.65%)
アップル(AAPL) 213.25ドル +4.18ドル(+1.99%)
アルファベット(GOOG) 185.37ドル -0.21ドル(-0.11%)
メタ(META) 513.12ドル +2.52ドル(+0.49%)
キャタピラー(CAT) 326.73ドル -0.67ドル(-0.20%)
アルコア(AA) 39.43ドル -0.51ドル(-1.27%)
ウォルマート(WMT) 68.29ドル +0.87ドル(+1.29%)
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は15.64ドル高の39,127.80、ナスダック指数は87.50ポイント高の17,805.16で取引を終了した。
長期金利の上昇が重しとなり、寄り付きは下落。
前日FRBの高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。
FRBが重視するPCE価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がる中、人工知能(AI)をめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。
セクター別では自動車・自動車部品、小売りが大きく上昇した一方、商業・専門サービスや保険、エネルギーなどが下げた。
EVメーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)が大幅高。
独フォルクスワーゲンが50億ドル投資し、「次世代」EVを共同開発すると発表した。
同業のルーシッド(LCID)も連れ高となった。
運送会社のフェデックス(FDX)は前日引け後に発表した四半期決算で通期の利益見通しが市場予想を上回ったことや自社株買いを計画していることが好感され急伸。
家電メーカーのワールプール(WHR)は独ロバート・ブッシュが買収を検討しているとの報道を受け上昇。
食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は四半期決算が減収減益となったほか、売上高見通しが失望され売られた。
ネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムが時価総額で初めて2兆ドルを突破。
人工知能(AI)をめぐる期待が株価を押し上げている。
これまで2兆ドル超えを達成した米企業はアップルやマイクロソフトなど4社。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米金利上昇・ドル買い継続、160円台再浮上で円売りも加速
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、160円02銭へ下落後、160円84銭まで上昇し、160円80銭で引けた。
米国は利下げを急がないとの見方が広がり、ロンドン市場で4月29日のドル高値160円17銭を上抜けたことを受けて、ドル買い・円売り先行で始まった。
神田財務官の円安けん制発言が伝えられ、いったん160円付近へ押したものの、まもなくドル買い・円売りが再開され、160円台後半まで一段高となった。
米10年債利回りは4.31%台まで上昇した。
ユーロ・ドルは1.0666ドルへ下落後、いったん1.0696ドルへ反発し、1.0678ドルで引けた。
ユーロ・円は170円92銭へ下落後、171円79銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2663ドルから1.2616ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.8953フランへ下落後、0.8978フランまで上昇した。
■NY原油:上昇一服で80.90ドル、ドル高を受けて利食い売りが増える
NY原油先物8月限は上昇一服(NYMEX原油8月限終値:80.90 ↑0.07)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.07ドルの80.90ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.18ドル-81.63ドル。
ロンドン市場で81.63ドルまで買われたが、ドル高を受けて利食い売りが強まり、米国市場の後半にかけて80.18ドルまで値下がり。
ただ、中東情勢の悪化が引き続き警戒されており、81.52ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に80ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.00ドル -0.38ドル(-0.96%)
モルガン・スタンレー(MS) 96.89ドル -0.91ドル(-0.93%)
ゴールドマン・サックス(GS)455.86ドル -1.52ドル(-0.33%)
インテル(INTC) 30.54ドル -0.20ドル(-0.65%)
アップル(AAPL) 213.25ドル +4.18ドル(+1.99%)
アルファベット(GOOG) 185.37ドル -0.21ドル(-0.11%)
メタ(META) 513.12ドル +2.52ドル(+0.49%)
キャタピラー(CAT) 326.73ドル -0.67ドル(-0.20%)
アルコア(AA) 39.43ドル -0.51ドル(-1.27%)
ウォルマート(WMT) 68.29ドル +0.87ドル(+1.29%)