*07:52JST 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは67ドル高、弱い雇用統計受け早期利下げ期待
■NY株式:NYダウは67ドル高、弱い雇用統計受け早期利下げ期待
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は67.87ドル高の39,375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高の18,352.76で取引を終了した。
6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。
ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。
ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。
セクター別では、メディア・娯楽が上昇した一方、エネルギー、銀行が下落した。
百貨店のメーシーズ(M)は投資会社アークハウス・マネジメントと資産運用会社のブリゲード・キャピタル・マネジメントが買収提示額を引き上げたとのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙の報道を受け、買われた。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国地方政府の公用車として初めて調達対象になったことが江蘇省公表のリストで判明し、上昇。
自動車メーカーのフォード(F)はステアリングの不具合で3万台の「マスタング」リコールを発表し、売られた。
また、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
格安航空会社のスピリット(SAVE)やフロンティア(ULCC)もアナリストが投資判断を引き下げ売られた。
NY連銀のウィリアムズ総裁はインフレ鈍化が進展したものの、まだ、連邦準備制度理事会(FRB)の仕事は終わっていないと慎重姿勢を繰り返した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米6月雇用統計を受けて年内利下げ観測強まる
5日のニューヨーク外為市場でドル・円は160円35銭へ下落後、161円33銭まで上昇し、160円79銭で引けた。
米6雇用統計で失業率が予想外に上昇したほか、非農業部門雇用者数、賃金の伸び鈍化で、年内の利下げ観測が強まりドル売りが強まった。
ただ、ソフトランデイングの思惑も強く、ドルの下値も限定的となった。
ユーロ・ドルは1.0804ドルへ下落後、1.0843ドルまで上昇し、1.0839ドルで引けた。
フランスの政局不透明感にユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、173円80銭へ弱含んだのち174円50銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2767ドルまで下落後、1.2817ドルまで上昇した。
英国の総選挙結果を受け安定的な財政期待に伴うポンド買いに底堅く推移した。
ドル・スイスは0.9007フランへ上昇後、0.8954フランまで下落した。
■NY原油:反落、利食い売りが増える
NYMEX原油8月限終値:83.16 ↓0.72
5日のNY原油先物8月限は反落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.72ドル(-0.86%)の83.16ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは83.07ドル-84.52ドル。
米国市場の中盤にかけて84.52ドルまで買われたが、利食い売りが増えたことで通常取引終了後の時間外取引で83.07ドルまで下落。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 40.41ドル -0.49ドル(-1.19%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.59ドル -0.61ドル(-0.60%)
ゴールドマン・サックス(GS)464.75ドル -3.17ドル(-0.67%)
インテル(INTC) 32.02ドル +0.79ドル(+2.52%)
アップル(AAPL) 226.34ドル +4.79ドル(+2.16%)
アルファベット(GOOG) 191.96ドル +4.57ドル(+2.43%)
メタ(META) 539.91ドル +29.95ドル(+5.87%)
キャタピラー(CAT) 328.35ドル -2.26ドル(-0.68%)
アルコア(AA) 42.44ドル +0.06ドル(+0.14%)
ウォルマート(WMT) 70.04ドル +1.80ドル(+2.63%)
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は67.87ドル高の39,375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高の18,352.76で取引を終了した。
6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。
ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。
ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。
セクター別では、メディア・娯楽が上昇した一方、エネルギー、銀行が下落した。
百貨店のメーシーズ(M)は投資会社アークハウス・マネジメントと資産運用会社のブリゲード・キャピタル・マネジメントが買収提示額を引き上げたとのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙の報道を受け、買われた。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国地方政府の公用車として初めて調達対象になったことが江蘇省公表のリストで判明し、上昇。
自動車メーカーのフォード(F)はステアリングの不具合で3万台の「マスタング」リコールを発表し、売られた。
また、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
格安航空会社のスピリット(SAVE)やフロンティア(ULCC)もアナリストが投資判断を引き下げ売られた。
NY連銀のウィリアムズ総裁はインフレ鈍化が進展したものの、まだ、連邦準備制度理事会(FRB)の仕事は終わっていないと慎重姿勢を繰り返した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米6月雇用統計を受けて年内利下げ観測強まる
5日のニューヨーク外為市場でドル・円は160円35銭へ下落後、161円33銭まで上昇し、160円79銭で引けた。
米6雇用統計で失業率が予想外に上昇したほか、非農業部門雇用者数、賃金の伸び鈍化で、年内の利下げ観測が強まりドル売りが強まった。
ただ、ソフトランデイングの思惑も強く、ドルの下値も限定的となった。
ユーロ・ドルは1.0804ドルへ下落後、1.0843ドルまで上昇し、1.0839ドルで引けた。
フランスの政局不透明感にユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、173円80銭へ弱含んだのち174円50銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2767ドルまで下落後、1.2817ドルまで上昇した。
英国の総選挙結果を受け安定的な財政期待に伴うポンド買いに底堅く推移した。
ドル・スイスは0.9007フランへ上昇後、0.8954フランまで下落した。
■NY原油:反落、利食い売りが増える
NYMEX原油8月限終値:83.16 ↓0.72
5日のNY原油先物8月限は反落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.72ドル(-0.86%)の83.16ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは83.07ドル-84.52ドル。
米国市場の中盤にかけて84.52ドルまで買われたが、利食い売りが増えたことで通常取引終了後の時間外取引で83.07ドルまで下落。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 40.41ドル -0.49ドル(-1.19%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.59ドル -0.61ドル(-0.60%)
ゴールドマン・サックス(GS)464.75ドル -3.17ドル(-0.67%)
インテル(INTC) 32.02ドル +0.79ドル(+2.52%)
アップル(AAPL) 226.34ドル +4.79ドル(+2.16%)
アルファベット(GOOG) 191.96ドル +4.57ドル(+2.43%)
メタ(META) 539.91ドル +29.95ドル(+5.87%)
キャタピラー(CAT) 328.35ドル -2.26ドル(-0.68%)
アルコア(AA) 42.44ドル +0.06ドル(+0.14%)
ウォルマート(WMT) 70.04ドル +1.80ドル(+2.63%)