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米国株見通し:伸び悩みか、FOMCを見極め買い抑制

発行済 2024-07-29 13:25
更新済 2024-07-29 13:30
© Reuters.
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*13:25JST 米国株見通し:伸び悩みか、FOMCを見極め買い抑制 (13時20分現在)

S&P500先物      5,524.00(+25.00)
ナスダック100先物  19,304.75(+130.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は153ドル高。
米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。



26日の主要3指数は強含み。
ナスダックとS&Pは大幅反発、ダウは654ドル高の40589ドルと大きく上値を伸ばした。
この日発表されたコアPCE価格指数は予想外の高止まりを示したものの、連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げ開始を後押しする手がかりになると市場は受け止めた。
それを受け長期金利は低下し、ハイテク関連への買戻しが強まった。
また、工業品大手のスリーエムの業績拡大が好感され、指数に寄与した。



本日は伸び悩みか。
明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ積極的に動きづらいものの、早期利利下げ観測で売りづらい地合いとなりそうだ。
ただ、前週末のコアPCE価格指数を消化する展開となり、改めて高止まりが意識されれば一段の買いは抑制されるだろう。
決算発表については、今週のマクドナルドやメルク、マイクロソフトなどが注目される。
全般的に国内経済は好調で、消費や景気敏感への売りは縮小しよう。



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