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米国株見通し:伸び悩みか、明日のCPIを見極め

発行済 2024-08-13 11:48
更新済 2024-08-13 12:00
© Reuters.
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*11:48JST 米国株見通し:伸び悩みか、明日のCPIを見極め (11時20分現在)

S&P500先物      5,373.50(+3.75)
ナスダック100先物  18,660.00(+20.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は43ドル高。
米金利は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。



12日の主要3指数は高安まちまち。
ナスダックはプラスを維持し3日続伸、S&Pはほぼ変わらず、ダウは140ドル安の39357ドルと3日ぶりに値を下げた。
この日発表されたNY連銀の期待インフレ率は低下を示し、連邦準備制度理事会(FRB)の早期・大幅利下げをにらみ長期金利は低下。
それを受け、ハイテクに買いが続いた。
ただ、イランが近くイスラエルを攻撃するとの観測から、地政学リスクを意識した売りに押された。



本日は伸び悩みか。
今晩の生産者物価指数(PPI)は前回から伸びの鈍化が鮮明になるとみられ、緩和的な金融政策の期待感から引き続き買いが入りやすい。
ただ、消費者物価指数(CPI)の発表を前に、買い一巡後は様子見ムードに。
長期金利の低下ならハイテク選好地合いは継続するものの、投資家の慎重姿勢は根強く買いは限定的とみる。
一方、ホーム・デポの決算発表で業績拡大なら、消費や景気敏感などへの買いが想定される。



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