*07:54JST 14日の米国市場ダイジェスト:NYダウは242ドル高、CPI受けた利下げ期待が支援
■NY株式:NYダウは242ドル高、CPI受けた利下げ期待が支援
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は242.75ドル高の40,008.39ドル、ナスダックは4.99ポイント高の17,192.60で取引を終了した。
7月消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化継続があらたに確認され、利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。
同時に想定通りの結果で、積極的な利下げを期待した買いが後退し、ナスダックはその後、下落に転じた。
景気への悲観的見方が後退しダウは続伸し終盤にかけて、上げ幅を拡大。
ナスダックはかろうじてプラス圏を回復し終了。
セクター別では、保険や不動産管理・開発が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
スナック菓子、朝食用フード製造の食品メーカー、ケラノバ(K)は同業のマースが同社買収で合意したとの発表を好感し、上昇。
オンラインスポーツギャンブルのプラットフォームを提供するドラフトキング(DKNG)は競合の「ファンデュエル」を運営するフラッターエンターテインメント(FLUT)の決定を取り入れた形で、顧客にギャンブル税を課す計画の撤廃を発表し、上昇。
損害賠償保険会社のオールステート(ALL)は任意福利厚生事業の売却が好感され、上昇した。
一方、検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は司法省が独禁法訴訟での勝訴を受け同社の分割要求を検討するとの報道で警戒感に売られた。
カジュアルレストラン運営会社のブリンカー・インターナショナル(EAT)は四半期決算で示された通期の1株利益見通しが予想を下回り、大幅安。
ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)は取引終了後に四半期決算を発表。
調整後の1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米7月CPIで利下げ確信も大幅利下げ観測は後退
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円58銭まで下落後、147円58銭まで上昇し、147円43銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)が注視している7月消費者物価指数(CPI)コア指数は前年比で4カ月連続の伸び鈍化となり、利下げを正当化する結果となったが一部の項目でインフレの根強さが示され雇用統計を受けた大幅利下げ観測は後退。
ドル売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1003ドルから1.1047ドルまで上昇し、1.1012ドルで引けた。
ユーロ・円は、162円59銭へ上昇後、161円68銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2864ドルまで上昇後、1.2821ドルまで下落した。
英国のCPIも予想以上に鈍化したため英中銀の利下げを織り込むポンド売りが上値を抑制した。
ドル・スイスは0.8620フランから0.8661フランのレンジで上下に振れた。
■NY原油:続落で76.98ドル、一時77ドルを下回る
NY原油先物9月限は続落(NYMEX原油9月限終値:76.98 ↓1.37)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-1.37ドル(-1.75%)の76.98ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.83ドル-79.10ドル。
アジア市場で79.10ドルまで買われたが、中東情勢の悪化による供給不安は緩和されつつあるため、利食い売りが観測された。
米国市場の後半にかけて売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で76.83ドルまで値下がり。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 38.81ドル +0.35ドル(+0.91%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.44ドル +2.73ドル(+2.82%)
ゴールドマン・サックス(GS)498.70ドル +6.76ドル(+1.37%)
インテル(INTC) 19.92ドル -0.55ドル(-2.68%)
アップル(AAPL) 221.72ドル +0.45ドル(+0.20%)
アルファベット(GOOG) 162.03ドル -3.90ドル(-2.35%)
メタ(META) 526.76ドル -1.78ドル(-0.33%)
キャタピラー(CAT) 337.59ドル -1.21ドル(-0.35%)
アルコア(AA) 31.10ドル -0.50ドル(-1.58%)
ウォルマート(WMT) 68.66ドル +0.53ドル(+0.77%)
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は242.75ドル高の40,008.39ドル、ナスダックは4.99ポイント高の17,192.60で取引を終了した。
7月消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化継続があらたに確認され、利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。
同時に想定通りの結果で、積極的な利下げを期待した買いが後退し、ナスダックはその後、下落に転じた。
景気への悲観的見方が後退しダウは続伸し終盤にかけて、上げ幅を拡大。
ナスダックはかろうじてプラス圏を回復し終了。
セクター別では、保険や不動産管理・開発が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
スナック菓子、朝食用フード製造の食品メーカー、ケラノバ(K)は同業のマースが同社買収で合意したとの発表を好感し、上昇。
オンラインスポーツギャンブルのプラットフォームを提供するドラフトキング(DKNG)は競合の「ファンデュエル」を運営するフラッターエンターテインメント(FLUT)の決定を取り入れた形で、顧客にギャンブル税を課す計画の撤廃を発表し、上昇。
損害賠償保険会社のオールステート(ALL)は任意福利厚生事業の売却が好感され、上昇した。
一方、検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は司法省が独禁法訴訟での勝訴を受け同社の分割要求を検討するとの報道で警戒感に売られた。
カジュアルレストラン運営会社のブリンカー・インターナショナル(EAT)は四半期決算で示された通期の1株利益見通しが予想を下回り、大幅安。
ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)は取引終了後に四半期決算を発表。
調整後の1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米7月CPIで利下げ確信も大幅利下げ観測は後退
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円58銭まで下落後、147円58銭まで上昇し、147円43銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)が注視している7月消費者物価指数(CPI)コア指数は前年比で4カ月連続の伸び鈍化となり、利下げを正当化する結果となったが一部の項目でインフレの根強さが示され雇用統計を受けた大幅利下げ観測は後退。
ドル売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1003ドルから1.1047ドルまで上昇し、1.1012ドルで引けた。
ユーロ・円は、162円59銭へ上昇後、161円68銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2864ドルまで上昇後、1.2821ドルまで下落した。
英国のCPIも予想以上に鈍化したため英中銀の利下げを織り込むポンド売りが上値を抑制した。
ドル・スイスは0.8620フランから0.8661フランのレンジで上下に振れた。
■NY原油:続落で76.98ドル、一時77ドルを下回る
NY原油先物9月限は続落(NYMEX原油9月限終値:76.98 ↓1.37)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-1.37ドル(-1.75%)の76.98ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.83ドル-79.10ドル。
アジア市場で79.10ドルまで買われたが、中東情勢の悪化による供給不安は緩和されつつあるため、利食い売りが観測された。
米国市場の後半にかけて売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で76.83ドルまで値下がり。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 38.81ドル +0.35ドル(+0.91%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.44ドル +2.73ドル(+2.82%)
ゴールドマン・サックス(GS)498.70ドル +6.76ドル(+1.37%)
インテル(INTC) 19.92ドル -0.55ドル(-2.68%)
アップル(AAPL) 221.72ドル +0.45ドル(+0.20%)
アルファベット(GOOG) 162.03ドル -3.90ドル(-2.35%)
メタ(META) 526.76ドル -1.78ドル(-0.33%)
キャタピラー(CAT) 337.59ドル -1.21ドル(-0.35%)
アルコア(AA) 31.10ドル -0.50ドル(-1.58%)
ウォルマート(WMT) 68.66ドル +0.53ドル(+0.77%)