*18:33JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米減速懸念は一服もドルの調整売りが重石
16日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
米国経済に対する過度な減速懸念は後退し、ドル売りは抑制される見通し。
一方で、前日の大幅高で利益確定や持ち高調整の売りが出やすく、ドルの重石となりそうだ。
前日の米経済指標で小売売上高と新規失業保険申請件数が強い内容となり、景気の先行き不透明感をいったん払拭。
金利高・ドル高でユーロ・ドルは1.10ドル台を割り込み1.0960ドル台に失速、ドル・円は149円30銭台に浮上した。
ただ、本日アジア市場で日経平均株価の大幅続伸を見込んだ円売りが先行したが、米金利は伸び悩み。
ドル・円は149円台で利益確定売りに押され、午前中は値を下げる展開となった。
この後の海外市場は引き続き米経済指標にらみ。
今晩のミシガン大学消費者信頼感指数や住宅関連指標が堅調なら、連邦準備制度理事会(FRB)の早期・大幅利下げの観測はやや後退しドル買い地合いを強める見通し。
一方、NY株式市場が堅調ならリスク選好の円売りが強まり、主要通貨を押し上げる。
ただ、ドル・円は節目の150円が視野に入り利益確定や持ち高調整の売りが出やすく、ドルは上値の重さが意識される展開とみる。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・6月貿易収支(5月:+139億ユーロ)
・21:30 米・7月住宅着工件数(予想:133.3万戸、6月:135.3万戸)
・21:30 米・7月住宅建設許可件数(予想:142.5万戸、6月:144.6万戸)
・23:00 米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:66.9、7月:66.4)
・02:25 グールズビー米シカゴ連銀総裁座談会参加
米国経済に対する過度な減速懸念は後退し、ドル売りは抑制される見通し。
一方で、前日の大幅高で利益確定や持ち高調整の売りが出やすく、ドルの重石となりそうだ。
前日の米経済指標で小売売上高と新規失業保険申請件数が強い内容となり、景気の先行き不透明感をいったん払拭。
金利高・ドル高でユーロ・ドルは1.10ドル台を割り込み1.0960ドル台に失速、ドル・円は149円30銭台に浮上した。
ただ、本日アジア市場で日経平均株価の大幅続伸を見込んだ円売りが先行したが、米金利は伸び悩み。
ドル・円は149円台で利益確定売りに押され、午前中は値を下げる展開となった。
この後の海外市場は引き続き米経済指標にらみ。
今晩のミシガン大学消費者信頼感指数や住宅関連指標が堅調なら、連邦準備制度理事会(FRB)の早期・大幅利下げの観測はやや後退しドル買い地合いを強める見通し。
一方、NY株式市場が堅調ならリスク選好の円売りが強まり、主要通貨を押し上げる。
ただ、ドル・円は節目の150円が視野に入り利益確定や持ち高調整の売りが出やすく、ドルは上値の重さが意識される展開とみる。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・6月貿易収支(5月:+139億ユーロ)
・21:30 米・7月住宅着工件数(予想:133.3万戸、6月:135.3万戸)
・21:30 米・7月住宅建設許可件数(予想:142.5万戸、6月:144.6万戸)
・23:00 米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:66.9、7月:66.4)
・02:25 グールズビー米シカゴ連銀総裁座談会参加