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市場参加者限られ39000円回復後はこう着感強まる【クロージング】

発行済 2024-09-02 16:02
更新済 2024-09-02 16:15
© Reuters.
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*16:02JST 市場参加者限られ39000円回復後はこう着感強まる【クロージング】 2日の日経平均は続伸。
53.12円高の38700.87円(出来高概算14億株)で取引を終えた。
前週末の米国市場で主要株価指数が上昇したほか、円相場も1ドル=146円台半ばと円安が進んだため、半導体関連株や輸出株を中心に買いが先行。
日経平均は7月31日以来約1カ月ぶりに39000円台を回復して始まり、直後に39080.64円まで上値を伸ばした。
ただ、心理的な節目の39000円台に乗せたことから、戻り待ちの売りが優勢となり、後場の取引開始後ほどなくして38476.51円と下落に転じる場面もみられた。
売り一巡後は引けにかけて買い戻しの動きとなり、38700円台を回復して終えた。


東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が970に迫り、全体の6割近くを占めた。
セクター別では、非鉄金属、銀行、その他金融、保険、証券商品先物など19業種が上昇。
一方、医薬品、海運、陸運、不動産、食料品など14業種が下落した。
指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス (TYO:6857)、TDK (TYO:6762)、ファーストリテ (TYO:9983)、ソフトバンクG (TYO:9984)が堅調だった半面、中外薬 (TYO:4519)、東エレク (TYO:8035)、ディスコ (TYO:6146)、レーザーテック (TYO:6920)が軟調だった。


前週末の米国市場では、7月の個人消費支出(PCE)のコア指数を受けて、米国景気の急速な後退懸念が和らぎ、主要株価指数が上昇、東京市場にも好影響をもたらし、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。
ただ、2日の米国市場がレイバーデーの祝日で休場となるだけに、海外投資家の動きは鈍く、朝方の買いが一巡した後は見送りムードが強まった。
また、後場に入ると「中国が新たな半導体規制を巡り日本に報復を警告」と海外メディアが報じたことをきっかけに、短期筋な売り仕掛けに向かわせたようだ。


米国では今週、3日に8月のISM製造業景況指数、5日に8月のISM非製造業景況指数、6日に雇用統計など、重要指標の発表を控える。
特に米連邦公開市場委員会(FOMC)前の最後の雇用統計となるだけに、「9月のFOMCでの利下げ幅は雇用統計次第」とされ、結果を見極めるまでは積極的には動きづらいだろう。
もっとも、日経平均は足もとのリバウンドによって抵抗線を突破しており、需給状況は改善傾向にあるだろう。



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