*14:12JST 新興市場見通し:主力銘柄の決算が本格化、グロース市場250指数は25MA突破の攻防
■新興市場の上昇は限定的
今週の新興市場は上昇。
同時期の騰落率は、日経平均が+3.80%だったのに対して、グロース市場指数は+1.05%、グロース市場250指数は+1.12%と、新興市場の上値の重さが目立った。
米大統領選挙におけるトランプ氏の勝利により、為替市場で円安ドル高が進行したことを材料に、大型株に関心が向かい、新興市場の上昇は限定的となった。
徐々に新興市場の決算発表も増えているが、プライム市場の決算発表銘柄を中心とした物色が活発化。
売買代金も1000億円前後にとどまるなど、取引時間延伸の効果は見られなかった。
時価総額上位銘柄では、富士急行 (TYO:9010)との協業開始発表以降、買いが強まったGENDA (TYO:9166)が上場来高値を更新した。
BASE (TYO:4477)は決算発表後に乱高下した結果、上昇。
好決算にあわせ株主還元策を発表したクラウドワークス (TYO:3900)が大幅高となったほか、GMOメディア (TYO:6180)も好決算が材料視されて上昇した。
一方、反発基調が強まっていたタイミー (TYO:215A)は再び売り圧力が強まり、上場来安値水準まで下落。
決算関連では、GMO TECH (TYO:6026)、ソラコム (TYO:147A)が売られた。
このほか、「アサイーボウル」が2024年流行語大賞にノミネートされたこともありフルッタフルッタ (TYO:2586)が急騰したが、信用取引規制の強化を嫌気して急落するなど乱高下した。
■Sapeet (TYO:269A)等は投資家の関心が非常に高い
来週の新興市場は、主力銘柄の決算発表が増加するため、個別物色が強まろう。
11日に、スカイマーク (TYO:9204)、インテグラル (TYO:5842)、12日にispace (TYO:9348)、カバー (TYO:5253)、GMOフィナンシャルゲート (TYO:4051)、13日にトライアルHD (TYO:141A)、弁護士ドットコム (TYO:6027)、14日にトライト (TYO:9164)、BUYSELL TECH (TYO:7685)、JTOWER (TYO:4485)、ライフネット生命 (TYO:7157)、ウェルスナビ (TYO:7342)、ジーエヌアイグループ (TYO:2160)、セーフィー (TYO:4375)、フリー (TYO:4478)と連日主力銘柄の決算発表が予定されていることから、グロース市場の売買代金増加も見込めそうだ。
グロース市場250指数は、25日移動平均線(25MA)突破の攻防を迎えている。
主力銘柄の決算次第では、この上値抵抗線を上回る可能性はある。
仮にこの水準をクリアした場合、次のターゲットとして200日移動平均線(200MA)が位置する660pt水準が意識されよう。
この水準は9月に2回跳ね返されるなど強い上値抵抗線として意識されているが、200日移動平均線まで目立った上値抵抗線が見当たらないことからターゲットとして意識しやすいと考える。
決算発表銘柄以外では、荒い値動きを見せているフルッタフルッタやSapeet (TYO:269A)、Birdman (TYO:7063)などに引き続き短期資金が向かおう。
とりわけ直近IPOのSapeetは、6日ストップ高後のストップ安と値幅が大きいことから、投資家の関心は非常に高い。
今週の新興市場は上昇。
同時期の騰落率は、日経平均が+3.80%だったのに対して、グロース市場指数は+1.05%、グロース市場250指数は+1.12%と、新興市場の上値の重さが目立った。
米大統領選挙におけるトランプ氏の勝利により、為替市場で円安ドル高が進行したことを材料に、大型株に関心が向かい、新興市場の上昇は限定的となった。
徐々に新興市場の決算発表も増えているが、プライム市場の決算発表銘柄を中心とした物色が活発化。
売買代金も1000億円前後にとどまるなど、取引時間延伸の効果は見られなかった。
時価総額上位銘柄では、富士急行 (TYO:9010)との協業開始発表以降、買いが強まったGENDA (TYO:9166)が上場来高値を更新した。
BASE (TYO:4477)は決算発表後に乱高下した結果、上昇。
好決算にあわせ株主還元策を発表したクラウドワークス (TYO:3900)が大幅高となったほか、GMOメディア (TYO:6180)も好決算が材料視されて上昇した。
一方、反発基調が強まっていたタイミー (TYO:215A)は再び売り圧力が強まり、上場来安値水準まで下落。
決算関連では、GMO TECH (TYO:6026)、ソラコム (TYO:147A)が売られた。
このほか、「アサイーボウル」が2024年流行語大賞にノミネートされたこともありフルッタフルッタ (TYO:2586)が急騰したが、信用取引規制の強化を嫌気して急落するなど乱高下した。
■Sapeet (TYO:269A)等は投資家の関心が非常に高い
来週の新興市場は、主力銘柄の決算発表が増加するため、個別物色が強まろう。
11日に、スカイマーク (TYO:9204)、インテグラル (TYO:5842)、12日にispace (TYO:9348)、カバー (TYO:5253)、GMOフィナンシャルゲート (TYO:4051)、13日にトライアルHD (TYO:141A)、弁護士ドットコム (TYO:6027)、14日にトライト (TYO:9164)、BUYSELL TECH (TYO:7685)、JTOWER (TYO:4485)、ライフネット生命 (TYO:7157)、ウェルスナビ (TYO:7342)、ジーエヌアイグループ (TYO:2160)、セーフィー (TYO:4375)、フリー (TYO:4478)と連日主力銘柄の決算発表が予定されていることから、グロース市場の売買代金増加も見込めそうだ。
グロース市場250指数は、25日移動平均線(25MA)突破の攻防を迎えている。
主力銘柄の決算次第では、この上値抵抗線を上回る可能性はある。
仮にこの水準をクリアした場合、次のターゲットとして200日移動平均線(200MA)が位置する660pt水準が意識されよう。
この水準は9月に2回跳ね返されるなど強い上値抵抗線として意識されているが、200日移動平均線まで目立った上値抵抗線が見当たらないことからターゲットとして意識しやすいと考える。
決算発表銘柄以外では、荒い値動きを見せているフルッタフルッタやSapeet (TYO:269A)、Birdman (TYO:7063)などに引き続き短期資金が向かおう。
とりわけ直近IPOのSapeetは、6日ストップ高後のストップ安と値幅が大きいことから、投資家の関心は非常に高い。