米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も消費関連を注視

発行済 2024-12-12 13:43
更新済 2024-12-12 13:45
© Reuters.
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*13:43JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も消費関連を注視 (13時30分現在)

S&P500先物      6,084.25(-8.50)
ナスダック100先物  21,760.00(-33.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は99ドル安。
米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。



11日の主要3指数はまちまち。
ナスダックとS&Pは3日ぶりにプラスへ浮上したが、ダウは99ドル安の44148ドルと5日続落で引けた。
序盤は金利安を背景にハイテク選好地合いとなり、相場を牽引した。
この日発表された消費者物価指数(CPI)は予想と一致し、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待は継続。
ただ、CPIが前回を上回ったことからインフレ再加速も示し、金利高に振れるとダウは下押しされた。



本日は下げ渋りか。
前日のCPIに続き今晩の生産者物価指数(PPI)も強い内容が見込まれ、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続期待は後退。
長期金利が上昇すれば、ハイテクを中心に売りが膨らみ指数を圧迫しそうだ。
半面、今週決算発表のメーシーズやコストコなど消費関連が注目され、過度な売りは抑制される可能性も。
次期政権の政策期待を背景とした強気相場に変わりはなく、値ごろ感による買戻しが指数をサポートする。



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