*08:41JST 13日の米国市場ダイジェスト:NYダウは86ドル安、良好な企業決算が下支え
■NY株式:NYダウは86ドル安、良好な企業決算が下支え
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は86.06ドル安の43,828.06ドル、ナスダックは23.88ポイント高の19,926.72で取引を終了した。
主要企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。
ダウは連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース減速の思惑を受けた売りや利益確定売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移した。
ナスダックは金利高が重しとなったが、半導体ブロードコム(AVGO)の上昇が指数を押し上げ、終日底堅く推移し、まちまちで終了。
セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、メディア・娯楽が下落した。
半導体ブロードコム(AVGO)は第4四半期の決算で内容や見通しが予想を上回ったほか、人工知能(AI)関連の利益前年比220%増が好感され、上昇。
ドラッグストア小売店運営のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は投資会社のプライベートエクイティファンド、シカモア・パートナーズが同社買収に向けた資金調達を進めているとの報道で、期待感に上昇。
会員制倉庫型卸売り小売り会社コストコホールセール(COST)は四半期決算で1株利益が予想を上回り上昇した。
オンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
後払いサービスを提供するアファーム(AFRM)は投資会社のシックス・ストリートと長期資本提携を発表し、上昇した。
住宅建設会社のDRホートン(DHI)やトールブラザーズ(TOL)、KBホーム(KBH)などはアナリストが住宅セクターの投資判断を引き下げ、下落。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は13.24まで低下した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日米金利差縮小観測後退でドル・円は153円台後半まで一段高
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円26銭から153円80銭まで上昇し、153円61銭で引けた。
米11月輸入物価指数が予想外のプラスとなったほか、最近のインフレデータを受け、米インフレ鈍化の進展停滞で、来年の利下げペース減速の思惑に長期気金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
また、日銀が18日、19日に開催を予定している金融政策決定会合で利上げの見送りを検討しているとの報道に円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0524ドルまで上昇後、1.0482ドルまで反落し、1.0501ドルで引けた。
フランスのマクロン大統領が新首相に中道派、バイル氏を指名したため政局不透明感が緩和、さらに、センテノ・ポルトガル中銀総裁が段階的な政策変更を好む姿勢を示し、ユーロ売りが後退。
ユーロ・円は161円56銭まで上昇後、160円96銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2668ドルから1.2609ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8915フランから0.8942フランまで上昇した。
■NY原油:反発、供給不足を想定した買いが入る
NYMEX原油1月限終値:71.29 ↑1.27
13日のNY原油先物1月限は反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+1.27ドル(+1.81%)の71.29ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは69.87ドル-71.42ドル。
ロシア、イランに対する経済制裁がもたらす影響が警戒されており、供給不足を想定した買いが入った。
アジア市場の序盤に69.87ドルまで下げたが、その後はじり高となり、通常取引終了後の時間外取引で71.42ドルまで値を上げた。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 45.67ドル -0.41ドル(-0.88%)
モルガン・スタンレー(MS) 127.40ドル -0.51ドル(-0.39%)
ゴールドマン・サックス(GS)585.48ドル -6.13ドル(-1.03%)
インテル(INTC) 20.34ドル -0.44ドル(-2.11%)
アップル(AAPL) 248.13ドル +0.17ドル(+0.06%)
アルファベット(GOOG) 191.38ドル -2.25ドル(-1.16%)
メタ(META) 620.35ドル -10.44ドル(-1.65%)
キャタピラー(CAT) 380.51ドル -0.27ドル(-0.07%)
アルコア(AA) 39.12ドル -0.50ドル(-1.26%)
ウォルマート(WMT) 94.25ドル +0.16ドル(+0.17%)
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は86.06ドル安の43,828.06ドル、ナスダックは23.88ポイント高の19,926.72で取引を終了した。
主要企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。
ダウは連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース減速の思惑を受けた売りや利益確定売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移した。
ナスダックは金利高が重しとなったが、半導体ブロードコム(AVGO)の上昇が指数を押し上げ、終日底堅く推移し、まちまちで終了。
セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、メディア・娯楽が下落した。
半導体ブロードコム(AVGO)は第4四半期の決算で内容や見通しが予想を上回ったほか、人工知能(AI)関連の利益前年比220%増が好感され、上昇。
ドラッグストア小売店運営のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は投資会社のプライベートエクイティファンド、シカモア・パートナーズが同社買収に向けた資金調達を進めているとの報道で、期待感に上昇。
会員制倉庫型卸売り小売り会社コストコホールセール(COST)は四半期決算で1株利益が予想を上回り上昇した。
オンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
後払いサービスを提供するアファーム(AFRM)は投資会社のシックス・ストリートと長期資本提携を発表し、上昇した。
住宅建設会社のDRホートン(DHI)やトールブラザーズ(TOL)、KBホーム(KBH)などはアナリストが住宅セクターの投資判断を引き下げ、下落。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は13.24まで低下した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日米金利差縮小観測後退でドル・円は153円台後半まで一段高
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円26銭から153円80銭まで上昇し、153円61銭で引けた。
米11月輸入物価指数が予想外のプラスとなったほか、最近のインフレデータを受け、米インフレ鈍化の進展停滞で、来年の利下げペース減速の思惑に長期気金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
また、日銀が18日、19日に開催を予定している金融政策決定会合で利上げの見送りを検討しているとの報道に円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0524ドルまで上昇後、1.0482ドルまで反落し、1.0501ドルで引けた。
フランスのマクロン大統領が新首相に中道派、バイル氏を指名したため政局不透明感が緩和、さらに、センテノ・ポルトガル中銀総裁が段階的な政策変更を好む姿勢を示し、ユーロ売りが後退。
ユーロ・円は161円56銭まで上昇後、160円96銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2668ドルから1.2609ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8915フランから0.8942フランまで上昇した。
■NY原油:反発、供給不足を想定した買いが入る
NYMEX原油1月限終値:71.29 ↑1.27
13日のNY原油先物1月限は反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+1.27ドル(+1.81%)の71.29ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは69.87ドル-71.42ドル。
ロシア、イランに対する経済制裁がもたらす影響が警戒されており、供給不足を想定した買いが入った。
アジア市場の序盤に69.87ドルまで下げたが、その後はじり高となり、通常取引終了後の時間外取引で71.42ドルまで値を上げた。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 45.67ドル -0.41ドル(-0.88%)
モルガン・スタンレー(MS) 127.40ドル -0.51ドル(-0.39%)
ゴールドマン・サックス(GS)585.48ドル -6.13ドル(-1.03%)
インテル(INTC) 20.34ドル -0.44ドル(-2.11%)
アップル(AAPL) 248.13ドル +0.17ドル(+0.06%)
アルファベット(GOOG) 191.38ドル -2.25ドル(-1.16%)
メタ(META) 620.35ドル -10.44ドル(-1.65%)
キャタピラー(CAT) 380.51ドル -0.27ドル(-0.07%)
アルコア(AA) 39.12ドル -0.50ドル(-1.26%)
ウォルマート(WMT) 94.25ドル +0.16ドル(+0.17%)