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米国株見通し:下げ渋りか、金利高回避なら買戻しも

発行済 2024-12-30 13:40
更新済 2024-12-30 13:45
© Reuters.
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*13:40JST 米国株見通し:下げ渋りか、金利高回避なら買戻しも (13時30分現在)

S&P500先物      6,017.25(-9.75)
ナスダック100先物  21,682.00(-16.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は84ドル安。
米金利は底堅く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。



27日の主要3指数は下落。
売り一巡後は下げ渋ったが、ナスダックとS&Pは続落、ダウは333ドル安の42992ドルと6日ぶり反落で引けた。
年末年始休暇に向け材料が乏しいなか、利益確定や持ち高調整の売りが出やすい地合いとなった。
連邦準備制度理事会(FRB)は目先の金融政策について緩和姿勢を後退させており、長期金利の上昇でハイテク売りが目立つ。
一方で割安銘柄には買戻しが入り、終盤に向け下げ幅を縮小した。



本日は下げ渋りか。
年内最後の取引で、引き続き利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。
来年以降の追加利下げは現時点で縮小が見込まれるほか、トランプ次期政権の政策や人事に関連した休場中の突発的な動きが警戒され、積極的な買いは入りづらい。
ただ、長期金利の上昇を回避すればハイテクをはじめ幅広い買いが期待され、相場を押し上げる可能性も。
一方で月末、年末、期末の節目を迎え、売り買い交錯なら方向感は出にくい。



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