こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
NY原油が上昇していますね。
先週末のNY原油は一時48.79ドルまで上昇し、47.75ドルで取引を終えています。
その背景について、松永さんは米オイルリグ(石油の掘削装置)数の減少を挙げておられます。
『ベーカーヒューズから先週末に発表された米オイルリグ数は、前週と変わらずの318基となりました。
年初からは、20週中18週で減少となっており』、 『全米原油生産は、2015年6月に日量960万バレルまでの増加したものの、2016年5月13日時点で日量879万バレルまで減少して』いるとのことです。
NY原油におけるファンドの買い越し枚数については、 『NY原油が昨年5~6月に60ドル台まで上昇した時の買い越し枚数を上回っ』ているとおっしゃっていました。
今後の見通しについては、 『年初から米オイルリグ数が半分ほどにまで激減しており、そろそろオイルリグ数の減少基調も限界に達しているのかもしれません。
そして、NY原油におけるファンドの買い越し枚数が昨年の最高買い越し枚数を上回ったことを受けて、一時的な過熱感に警戒が必要となりそうです。
』とのことでした。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月23日付の「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子