🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

東京外為市場・正午=ドル76円半ば、期末を目前にした輸出勢の売りに押される

発行済 2011-09-28 12:20

       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

正午現在   76.47/53  1.3573/78  103.83/87

午前9時現在 76.68/73  1.3584/87  104.17/19

NY17時現在 76.74/78  1.3589/94 104.34/39

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 28日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比

べドル安/円高の76円半ば。月末・期末を目前に輸出企業によるドル売り/円買いやユ

ーロ売り/円買いが目立ち、ドルは76円前半まで弱含んだ。ユーロ/円の売り手は輸出

企業にとどまらず、保有債券の利払いをユーロ建てで受け取った機関投資家による円転も

見られたという。

 

 「相当な規模で実需のドル売りやユーロ売りが出ている。ドル/円はこの水準でよく踏

みとどまっているという印象だ」(ファンドマネージャー)という。また、「一部の自動

車メーカーは前夜から継続的に円買いを実施していた」(邦銀)との指摘も聞かれた。

 ドルは朝方の高値76.87円付近から一時76.46円付近まで下落。ユーロ/円は

レバレッジ系やモデル系のファンドのショート・カバーを受け、早朝一時104.40円

付近まで上昇したが、その水準では「待ってましたとばかり輸出の売りが出ていた」(邦

銀)といい、ユーロは一時103.77円付近まで下値を切り下げた。

 

 <ユーロのセンチメント>

 

 この日のユーロのセンチメントは過去数日間に比べて若干改善しているものの、

1.3620―1.3650ドル付近には売りオーダーがあるとされ、上値の重さも意識

された。

 「ユーロの戻りは本物ではない。前日高値からはまだ100ポイントも下のレベルにあ

る」(外銀)との声が聞かれた。

 チャート上では、最近のレンジ1.3360―1.3935ドルの下値から50%戻し

となる1.3650ドルを前日クリアに上抜けできなかったため、「ユーロの上向きのモ

メンタムが確実に高まったとは言い難い」(同)という。前日のニューヨーク市場でユー

ロは一時1.3669ドルまで上昇したが、1.3584ドル付近まで押し戻されて終盤

を迎えた。

 市場が最も注目していたドイツとギリシャの協議(27日)後に、ドイツのメルケル首

相は、7月に合意された1090億ユーロ(1486億ドル)のギリシャ向け第2次金融

支援の一部について、再交渉される可能性があることを示唆した。 こうした報道を受け

て、ユーロ/円では早朝短期筋の買い戻しが進んだ。

   

 <リスク資産>

 

 豪ドルはファンド勢の売りを受け一時75.42円付近まで下落した。豪ド

ルは対ドルでは0.98米ドル後半で軟調。この日は、金や原油先物など、いったんは反

発したリスク資産が再度売り直されており、豪ドルの動きは、リスク資産の下落に足並み

を合わせたものだという。

 ニューヨーク金先物は1%超下落して1635.4ドルとなり、金現物

も1%下落して1632.45ドルをつけた。米原油先物は1ドル下落し

83.45ドルに、北海ブレント先物は1ドル超下落し106.06ドルとなっ

た。

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは28日、豪住宅所有者の住宅

ローン返済能力は、好調な豪景気にも関わらず、過去一年間に低下している、と指摘した。

 <欧州銀のドル調達コスト>

 一部欧州銀がユーロ/ドル為替スワップ取引を通じてドル需要をカバーした場合のフォ

ワード・スプレッドは、ユーロ・ディスカウントの19.58bp(3カ月物・年率)

と、3カ月物ユーロLIBORとドルLIBORの金利差(112.10bp)を大幅に

下回る。フォワード取引でのユーロ・ディスカウントが一部欧州銀の調達コストの実勢で

あり、資金市場(LIBOR)とスワップ取引の金利差92.52bpは、彼らがドル調

達する際のプレミアムとなる。

 3カ月物のプレミアムは12日にリーマン・ショックを受けた2008年12月以降で

最大の110bpまで拡大。9月15日に欧州中央銀行(ECB)が、米連邦準備理事会

(FRB)、イングランド銀行(BOE、英中銀)、日銀、スイス国立銀行(SNB)と

協調して、年末越えのドル資金供給オペを年内に3回実施すると発表したことを受けて、

いったんは75bp程度まで縮小したものの、26日には再び100bp台に乗せた。

(ロイターニュース 森佳子)※(yoshiko.mori@thomsonreuters.com;03-6441-1877;ロ

イターメッセージング:yoshiko.mori.com@reuters.net)

 全スポットレート(ロイターデータ) 

 アジアスポットレート(同)

 欧州スポットレート(同)

 クロス円レート(同)

 クロス円の時系列レート(同)

 通貨オプション

 スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

 スポットレート(RTFX)

 スポットレート(日銀公表)

 

 為替関連ニュース [FRX]

 外為市場リポート[JPY/J]

 外為マーケットアイ[JPY/JU]

 焦点・アングル・特集 [FRX-FES]

 クロスマーケットアイ[.JPCM]

 

 主要国の経済指標発表予定と予想一覧<0#JECON>

 主要国の政策金利一覧・中銀関連[BOX-CEN]

 きょうの予定[MI/DIARY][JPY/DIARY]

 

 速報ニュース[AA][AA-RS]

 財政・金融政策の当局者発言ニュース[RSS-PLCY]

 規制・監督関連ニュース[RSS-REGS]

 ファンド関連ニュース[RSS-FUND]

 欧州市場サマリー[NNJ/EU]

 NY市場サマリー[NNJ/NY]

 世界の主要株価指数

 

 外国為替・マネー総合メニュー

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます