サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

資源・素材関連への見直しが強まるか

発行済 2015-08-11 08:24
更新済 2015-08-11 08:33
資源・素材関連への見直しが強まるか
 11日の東京市場は買い優勢の相場展開になろう。
10日の米国市場では、NYダウが240ドルを超す大幅上昇となった。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイはこの日、金属部品製造の米プレシジョン・キャストパーツを約320億ドル(4兆円)で買収すると発表。
バークシャーの発表が、NYダウの7営業日続落と調整が続いていた米国株への買い戻しを誘う十分な要因になった。
そのほか、中国株が景気刺激策への期待感から上昇していたほか、ギリシャ債務問題を巡る協議の合意観測なども買い材料視されていた。
 シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の20905円となり、これにさや寄せすることで、6月24日につけた年初来高値(20952.71円)を捉えてくることになりそうだ。
さらに1996年以来となる21000円回復が意識されてきそうだ。
週末にオプションSQを控えるなか、節目の21000円を捉える動きにより、ヘッジに伴う買いなども入りやすいだろう。
 一方で、バークシャーによるプレシジョン買収については、昨日の段階で伝えられており、織り込み済である。
中国の上昇に対しても織り込まれており、買い一巡後は手掛けづらさが意識されそうである。
夏季休暇シーズンで参加者が限られている中、先物主導で大きくトレンドが出やすく、より手がけづさらにつながりそうである。
 物色の流れとしては、昨日弱い動きが目立っていた鉱業、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属、金属製品辺りには、中国株や商品相場の上昇の流れから、資金が向かいやすい。
また、中国関連として位置づけられている機械や商社などへの見直しも意識されそうだ。
その他、川内原子力発電所1号機が再稼働することから、電力株のほか、原発関連への資金流入も意識されやすい。
一方で、NHKの世論調査によると、安倍内閣を「支持する」と答えた人は37%、「支持しない」と答えた人は46%だった。
先行きに対しては不透明要因になるだろう。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます