*07:42JST 22日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、債務上限交渉の行方睨む
■NY株式:米国株式市場はまちまち、債務上限交渉の行方睨む
ダウ平均は140.05ドル安の33,286.58ドル、ナスダックは62.88ポイント高の12,720.78で取引を終了した。
バイデン大統領と下院議長の債務上限交渉再開を控えた期待観で上昇スタート。
その後、下院議長が交渉に悲観的な見方を示したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が利上げ継続の必要性を主張したことで金利高警戒感も強まり、ダウ平均は下落に転じた。
ただ、交渉を控えた様子見気配が強まり、その後はもみ合い。
ハイテクは終日堅調に推移し、まちまちで終了した。
セクター別では自動車・自動車部品やメディア・娯楽が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品が下落。
地銀のパックウェスト(PACW)は不動産融資約26億ドル相当を不動産投資会社のケネディ・ウィルソン・ホールディングスに売却することで合意したとの報道が好感され上昇。
同業のザイオンズ・バンコーポレーション(ZION)もアナリストの投資判断引き上げで買われた。
オンラインギャンブルサイトを運営するドラフトキング(DKNG)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
製薬会社のファイザー(PFE)は、2型糖尿病の治療および長期的な体重管理を目的とした同社製口径薬の効果が同業のノボノルディスクのオゼムピック注射薬よりも速い効果が見られる可能性が専門誌で報じられ、大きく上昇。
テクノロジーのメタ・プラットフォームズ(META)は欧州連合が同社傘下のソーシャルメディア、フェイスブック(FB)の個人データ転送を巡り同社に対し12億ユーロの制裁金を科す見通しが報じられたが、人工知能(AI)関連商品への期待が根強く上昇。
一方、半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は中国当局が同社製製品にサイバーセキュリティリスクが見つかったと警告し、調達禁止を発表したことが嫌気され、売られた。
携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
セントルイス連銀のブラード総裁は年内あと2回の利上げを予想していると言及した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FRBの利上げ継続の思惑でドル反発
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円00銭まで下落後、138円69銭まで上昇し、138円59銭で引けた。
バイデン米大統領と下院議長の債務上限交渉に悲観的な見方に一時ドル売りが優勢になったが、ブラード米セントルイス地区連銀総裁が「年内あと2回の利上げが必要」との考えを示すと、利上げ継続観測を受けたドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは、1.0831ドルまで上昇後、1.0796ドルまで反落し、1.0814ドル引けた。
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が6月の利上げを示唆し、ユーロ買いが優勢となったのち、予想を下回ったユーロ圏5月消費者信頼感指数速報値を受けたユーロ売りに押された。
ユーロ・円は149円92銭まで上昇後、149円34銭まで反落。
ポンド・ドルは、1.2471ドルへ上昇後、1.2414ドルまで反落した。
ドル・スイスは、0.8954フランへ弱含んだのち、0.8995フランまで上昇。
■NY原油:強含みで72.05ドル、需給ひっ迫の思惑残る
NY原油先物7月限は強含み(NYMEX原油7月限終値:72.05 ↑0.36)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.36ドルの72.05ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.67ドル-72.53ドル。
アジア市場で70.67ドルまで売られたが、需給ひっ迫の思惑は消えていないため、米国市場の後半にかけて72.53ドルまで戻した。
通常取引終了後の時間外取引では主に72ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 28.34ドル +0.23ドル(+0.82%)
モルガン・スタンレー(MS) 82.27ドル +0.03ドル(+0.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)324.92ドル -1.23ドル(-0.38%)
インテル(INTC) 30.28ドル +0.35ドル(+1.17%)
アップル(AAPL) 174.20ドル -0.96ドル(-0.55%)
アルファベット(GOOG) 125.87ドル +2.62ドル(+2.13%)
メタ(META) 248.32ドル +2.68ドル(+1.09%)
キャタピラー(CAT) 214.26ドル -0.52ドル(-0.24%)
アルコア(AA) 36.40ドル +0.30ドル(+0.83%)
ウォルマート(WMT) 148.59ドル -1.32ドル(-0.88%)
ダウ平均は140.05ドル安の33,286.58ドル、ナスダックは62.88ポイント高の12,720.78で取引を終了した。
バイデン大統領と下院議長の債務上限交渉再開を控えた期待観で上昇スタート。
その後、下院議長が交渉に悲観的な見方を示したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が利上げ継続の必要性を主張したことで金利高警戒感も強まり、ダウ平均は下落に転じた。
ただ、交渉を控えた様子見気配が強まり、その後はもみ合い。
ハイテクは終日堅調に推移し、まちまちで終了した。
セクター別では自動車・自動車部品やメディア・娯楽が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品が下落。
地銀のパックウェスト(PACW)は不動産融資約26億ドル相当を不動産投資会社のケネディ・ウィルソン・ホールディングスに売却することで合意したとの報道が好感され上昇。
同業のザイオンズ・バンコーポレーション(ZION)もアナリストの投資判断引き上げで買われた。
オンラインギャンブルサイトを運営するドラフトキング(DKNG)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
製薬会社のファイザー(PFE)は、2型糖尿病の治療および長期的な体重管理を目的とした同社製口径薬の効果が同業のノボノルディスクのオゼムピック注射薬よりも速い効果が見られる可能性が専門誌で報じられ、大きく上昇。
テクノロジーのメタ・プラットフォームズ(META)は欧州連合が同社傘下のソーシャルメディア、フェイスブック(FB)の個人データ転送を巡り同社に対し12億ユーロの制裁金を科す見通しが報じられたが、人工知能(AI)関連商品への期待が根強く上昇。
一方、半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は中国当局が同社製製品にサイバーセキュリティリスクが見つかったと警告し、調達禁止を発表したことが嫌気され、売られた。
携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
セントルイス連銀のブラード総裁は年内あと2回の利上げを予想していると言及した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FRBの利上げ継続の思惑でドル反発
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円00銭まで下落後、138円69銭まで上昇し、138円59銭で引けた。
バイデン米大統領と下院議長の債務上限交渉に悲観的な見方に一時ドル売りが優勢になったが、ブラード米セントルイス地区連銀総裁が「年内あと2回の利上げが必要」との考えを示すと、利上げ継続観測を受けたドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは、1.0831ドルまで上昇後、1.0796ドルまで反落し、1.0814ドル引けた。
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が6月の利上げを示唆し、ユーロ買いが優勢となったのち、予想を下回ったユーロ圏5月消費者信頼感指数速報値を受けたユーロ売りに押された。
ユーロ・円は149円92銭まで上昇後、149円34銭まで反落。
ポンド・ドルは、1.2471ドルへ上昇後、1.2414ドルまで反落した。
ドル・スイスは、0.8954フランへ弱含んだのち、0.8995フランまで上昇。
■NY原油:強含みで72.05ドル、需給ひっ迫の思惑残る
NY原油先物7月限は強含み(NYMEX原油7月限終値:72.05 ↑0.36)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.36ドルの72.05ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.67ドル-72.53ドル。
アジア市場で70.67ドルまで売られたが、需給ひっ迫の思惑は消えていないため、米国市場の後半にかけて72.53ドルまで戻した。
通常取引終了後の時間外取引では主に72ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 28.34ドル +0.23ドル(+0.82%)
モルガン・スタンレー(MS) 82.27ドル +0.03ドル(+0.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)324.92ドル -1.23ドル(-0.38%)
インテル(INTC) 30.28ドル +0.35ドル(+1.17%)
アップル(AAPL) 174.20ドル -0.96ドル(-0.55%)
アルファベット(GOOG) 125.87ドル +2.62ドル(+2.13%)
メタ(META) 248.32ドル +2.68ドル(+1.09%)
キャタピラー(CAT) 214.26ドル -0.52ドル(-0.24%)
アルコア(AA) 36.40ドル +0.30ドル(+0.83%)
ウォルマート(WMT) 148.59ドル -1.32ドル(-0.88%)