16日発表された10月米生産者物価コア指数は前年比+1.2%にとどまり、市場予想の同比+1.6%を下回った。
生産者物価の全体の指数は前月比0.0%、前年比では+0.8%
となり、いずれも市場予想を下回った。
10月の生産者物価指数の上昇率は鈍化したことから、17日に発表される10月の消費者物価コア指数は9月実績の前年比+2.2%をやや下回る可能性がある。
ただし、足元の個人消費は堅調であることやトランプ次期政権の経済・財政政策への期待は持続していることから、米金利の先高観は後退しないとの声が聞かれている。
16日の米国債券市場では10月の生産者物価指数と鉱工業生産が予想を下回ったことから、米30年債利回りは若干低下したが、市場のインフレ見通しは変わっていないようだ。
12月13-14日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの利上げが決定される可能性は高いとみられている。
また、2017年以降のFOMC金利見通しは上方修正されるとの見方が広がっており、これらはドル相場を下支えする要因となる。
生産者物価の全体の指数は前月比0.0%、前年比では+0.8%
となり、いずれも市場予想を下回った。
10月の生産者物価指数の上昇率は鈍化したことから、17日に発表される10月の消費者物価コア指数は9月実績の前年比+2.2%をやや下回る可能性がある。
ただし、足元の個人消費は堅調であることやトランプ次期政権の経済・財政政策への期待は持続していることから、米金利の先高観は後退しないとの声が聞かれている。
16日の米国債券市場では10月の生産者物価指数と鉱工業生産が予想を下回ったことから、米30年債利回りは若干低下したが、市場のインフレ見通しは変わっていないようだ。
12月13-14日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの利上げが決定される可能性は高いとみられている。
また、2017年以降のFOMC金利見通しは上方修正されるとの見方が広がっており、これらはドル相場を下支えする要因となる。