首都圏や大阪圏の都市部のタワーマンションが人気を集めるなか、神戸市が三宮地区など中心部でのマンション建設を規制する条例の制定に動き出した。住宅よりもオフィスや商業施設を増やすことで街を活性化させることを目指すが、大阪のベッドタウン化を避ける狙いも透けてみえる。ただ、神戸市は人口が川崎市に抜かれ政令市で7位に転落するなど、若者を中心に人口流出が続いており、根強い人気を持つタワーマンションの規制が「もろ刃の剣」となる可能性がある。
首都圏や大阪圏の都市部のタワーマンションが人気を集めるなか、神戸市が三宮地区など中心部でのマンション建設を規制する条例の制定に動き出した。住宅よりもオフィスや商業施設を増やすことで街を活性化させることを目指すが、大阪のベッドタウン化を避ける狙いも透けてみえる。ただ、神戸市は人口が川崎市に抜かれ政令市で7位に転落するなど、若者を中心に人口流出が続いており、根強い人気を持つタワーマンションの規制が「もろ刃の剣」となる可能性がある。