こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
6/26付の「DailyOutlook」では、ビットコインについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『足元でビットコイン価格が急上昇しており、6月24日には10,000ドル台を突破し、約1年3ヵ月ぶりに11,000ドルに到達した。
足元の上昇の背景には、米フェイスブック社が独自の仮想通貨「リブラ」を発表したことによる思惑などがあげられるだろう』と伝えています。
続けて、ビットコインをはじめとする仮想通貨は2017年に一大ムーブメントを引き起こしたことを挙げ、『ビットコインは一時20,000ドルに迫るまで上昇したが、その後2018年初からは急落。
仮想通貨取引所による不祥事なども追い打ちをかけたとみられる。
株式市場においても関連株が上昇するも、話題にのぼることが減少するにつれて勢いを落としていった。
今回のビットコインの上昇は3~4月頃から始まっているものの、関連株の上昇が目立ち始めたのはビットコインの10,000ドル台回復が見えてきた足元からに過ぎない。
過去の経験を踏まえてビットコイン上昇の持続性に半信半疑になっているかもしれない』と分析しています。
さらに、『ビットコインを含む仮想通貨には、決済手段としての広がりやセキュリティ面など、依然として問題は残る。
また、ファンダメンタルズや割高・割安の判断も従来の資産とは尺度が異なり、上昇の持続性は測りかねる。
しかし、前回の急騰時のように勢いづいたら一段高となり、関連株が連れ高する可能性があろう』とまとめています。
最後にレポートでは、『ビットコイン価格の推移』を紹介しています。
詳しくは6/26付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜