[11日 ロイター] - ウクライナと国境を接するロシア西部の3州は11日、ウクライナが「挑発的な」行動を起こす恐れがあるとして警備態勢を強化すると発表した。
警備を強化するのは、ベルゴロド州、ボロネジ州、ブリャンスク州。これに先立ち、クルスク州は10日に警備強化を発表していた。
ウクライナのルガンスクと国境を接するボロネジ州のグセフ州知事は「挑発行動が実施される可能性があるため、テロリズムに対する警備の緊急性が増大している」と指摘。スムイやルガンスクなどと国境を接するベルゴロド州のグラトコフ州知事も、テロリストの脅威に備えるため25日まで警備を強化するとした。