Shariq Khan
[ベンガルール 24日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%下落した。ユーロ圏などの経済指標が低調だったことが需要見通しの重しになり、3営業日連続で下落した。
清算値は、北海ブレント先物が1.76ドル(2%)安の1バレル=88.07ドル、米WTI先物が1.75ドル(2.1%)安の83.74ドル。
この日に発表された経済指標では、S&Pグローバルがまとめた10月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が46.5と、2020年11月以来の低水準を更新。ドイツのPMI速報値は45.8と、好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。
みずほのアナリスト、ロバート・イェーガー氏は「世界経済は先週時点と比べ悪化している」と述べた。