欧州市場でドル・円は日中安値を下抜け、110円50銭まで水準を切り下げた。
17時半に発表されたドイツの3月製造業PMI速報値が予想(48.0)に反して44.7まで急低下したことから、ユーロ売りが広がり、ユーロ・ドルは1.13ドル割れ、ユーロ・円も125円割れとなり、ドル・円が下押しされた。
18時発表のユーロ圏の3月製造業PMIも予想以上に低下したが、ドイツ悪化の影響が及ぶとの予想がなされていたとみられ、ユーロ売りは小幅にとどまった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円50銭から110円80銭。
ユーロ・円は124円79銭から126円18銭、ユーロ・ドルは1.1289ドルから1.1390ドルで推移した。