米国株式相場は上昇。
ダウ平均は8.92ドル高の26680.87ドル、ナスダックは263.90ポイント高の10767.09ポイントで取引を終了した。
利益確定の売りが目立ち寄り付き後に一時大きく下げた。
しかし、ウイルスワクチン開発の治験で良好な結果が発表されたほか、米国政府・議会が追加財政策の協議を開始したことが好感され上昇に転じた。
ハイテク株の上昇がけん引する形で引けにかけては一段高となった。
セクター別では、小売り、ソフトウェアサービスが上昇した一方、エネルギーや食品・飲料・タバコが下落した。
オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はゴールドマンサックスの目標株価引き上げを受けて上昇。
検索大手のアルファベット(GOOGL)もクレディスイスによる目標株価引き上げで上昇した。
製薬会社のファイザー(PFE)は、ドイツ企業と共同開発中の新型ウイルスワクチンの治験で良好な結果を発表し、上昇。
一方、同業のモデルナ(MRNA)は、JPモルガンによる投資判断引き下げに加え、新型ウイルスワクチン開発の競争激化を嫌気して急落した。
トランプ大統領は記者団に、小企業救済策を巡り民主党と交渉を開始したことを明らかにしたほか、「給与税減税は非常に重要」と加えた。
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