(前営業日比)
日経平均<.N225> 9125.49 -167.36
同9月限<0#2JNI:> 9120 -160
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[東京 12日 ロイター] 寄り付きの東京株式市場で日経平均は続落し、9100
円台で推移している。前日の米大幅株安と円高を受け、輸出株を中心に売り先行、ほぼ全
面安の展開。前日外為市場でドル/円が84.72円へと15年ぶり円高水準に下落した
ことから一段の円高警戒感が強まっており、引き続き為替にらみの展開で日経平均は7月
6日に付けた年初来安値9091円70銭が意識されている。
ドル/円は足元の取引で再び85円付近へと円高方向に振れているが、84円台に円高
が進めば「日経平均9000円割れの可能性もある」(大手証券の株式トレーダー)とみ
られている。ただ、9000円付近は下値が堅いとみられているほか、あすの日経平均の
SQ(特別清算指数)を控えた動きも想定され、売り一巡後は下げ渋るとの見方もある。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)