本日のマザーズ先物は、連日の上昇に対する反動などを映して、利益確定売りが先行して始まりそうだ。
先週のマザーズ市場は、米国の経済活動再開の指針などを受けて、個人投資家のセンチメントは改善し、マザーズ先物は5日続伸した。
この間、マザーズ先物は約12%上伸し、日経225先物約2%上昇を大きく上回った。
このため、急ピッチの上昇に対する警戒感から利益確定売りや戻り待ちの売りが広がりそうだ。
また、前週末の米国市場は、米国経済の再開期待などから、NYダウは704ドル高と続伸したものの、市場では「先週の東京市場の上昇で織り込み済み」との声が聞かれる。
一方、コロナショックの暴落による売りが一巡し、個人投資家のマインドは改善。
インターネットサービス関連や直近IPO銘柄への物色意欲は旺盛になっている。
このため、市場では「今週もこうした流れが続くなら、当面の利益を確保する売りをこなしながらも、全般はしっかとした展開が予想される」と指摘しており、底堅い地合いとなるか注目される。
上値のメドは730.0pt、下値のメド710.0ptとする。