(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4796.75(‐20.80)
前営業日終値 4817.55(‐2.15)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5301.42(‐18.42)
前営業日終値 5319.84(‐7.45)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3553.51(‐19.62)
前営業日終値 3573.13(‐10.31)
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<ロンドン株式市場> 下落。エネルギー株中心に売られた。一方、鉱山株には買いが
入り、相場の落ち込みを支えた。
指数は9月に入りおおむね軟調だが、8月は全体で6.5%上昇、今年3月の安値から
は39%値上がりしている。市場では、相場上昇の勢いはまだ衰えていない可能性がある
との声も聞かれる。
キャピタル・スプレッズのセールス部長、アンガス・キャンベル氏は「鉱山株が値上が
りしていることから、リスク選好はまだ十分にあるとおもう。強気相場が終了したとはい
えないのではないか」と述べた。
投資家は翌4日に発表される8月の米雇用統計を注目しているという。
原油価格が68ドル近辺で安定的に推移するなか、エネルギー株が軟調。ロイヤル・ダ
ッチ・シェル
ディフェンシブ株にも売りが出て、グラクソ・スミスクライン
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
一方、貴金属価格が値上がりするなか、鉱山株は逆行高となり、フレスニロ
ロンミン
8.6%上昇した。
<欧州株式市場> エネルギー・医薬品株に売りが出て4営業日続落。経済回復を示す
確固たる証拠なしには早期の相場の上昇再開は望めないとの見方が広がっている。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.59ポイント(0.06%)安
の949.82。変動幅は947.37―958.02と値動きの荒い展開となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は4.54ポイント(0.17%)安の
2699.22。
医薬品株の下げが目立った。アストラゼネカ
ロシュ
ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レノフ氏は「今後数週間は
調整局面が続く」との見方を示し、「調査データはこれまでポジティブな内容が続いてい
るが、市場は回復への期待からこうしたデータを織り込んでいる。市場が前進するために
はGDPなど実体経済を示すデータで(回復が)確認される必要がある」と述べた。
エネルギー株も安い。BP
一方で銀行株は堅調。UBS
欧州中央銀行(ECB)はこの日、主要政策金利を過去最低の1.00%に据え置くと
発表したが、市場への影響は限られた。
フランスの酒類大手ペルノ・リカール
しいとの見通しを示したほか、債務削減に向け資産売却と現金調達を優先することを確認
した。
[東京 4日 ロイター]