ドル/円
正午現在 90.85/87 1.3908/11 126.35/42
午前9時現在 90.77/78 1.3921/24 126.37/41
NY17時現在 90.61/63 1.3926/30 126.19/29
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[東京 2日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から
小幅高の90円後半。米株高/債券安を背景に、円とドルが下落した海外市場の流れを引
き継ぎ、ドル/円は1週間半ぶりの高値圏で底堅い動きが続いた。
ドルはアジア時間の取引で一時90.92円まで上昇。海外でつけた1週間半ぶり高値
の90.94円に迫った。この日も海外市場の流れを引き継いで、短期筋が買いを先行さ
せたという。ユーロも126円半ばと1日につけた9カ月ぶり安値から2円を超える切り
返しとなった。商品高につれて豪ドルなど高金利通貨も上昇する「リスク選好型の値動き
」(邦銀)が強まっている。
円とドルが下落するきっかけとなったのは、事前予想を上回って5年半ぶり高水準を記
録した米供給管理協会(ISM)の1月製造業景気指数。発表直後の取引では米金利の急
上昇につれて「ドル/円の買いが活発化した」(外銀)。
英フィナンシャルタイムズ紙の電子版が1日、ニュースサービス「ディールリポーター
」の記事として、オバマ米政権の経済再生諮問会議議長を務めるボルカー元連邦準備理事
会(FRB)議長の銀行規制案が上院で、廃案もしくは大幅な変更になる可能性があると
伝えたことも話題となった。報道の通り金融規制が進まなくなれば、リスクマネーが再び
市場で大きく動き出すとの見方だ。
ボルカー諮問会議議長はきょう、新しい金融規制案について上院銀行委員会で証言を行
う予定。ロイターが入手した証言原稿によると、議長はきょうの証言で、商業銀行の自己
勘定取引やヘッジファンドとのビジネスを制限することはリスクを減らすことに寄与する
こと、商業銀行の取引制限には国際的なコンセンサスを得ることが「適切」などの見方を
示す見通し。原稿には「特段新しい内容がなかった」(外銀)といい、内容が伝わった正
午前の市場では、豪ドルや米株先物、米10年債利回りなどに目立った変動はなかった。
ただ、取引規制は「行方によって根深い問題になる」(都銀)だけに、証言内容への警戒
ムードは引き続き根強いという。
(ロイター 基太村真司記者)
(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ
セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)
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