先週の新興市場は、ギリシャへの金融支援の進展や中国株がいったん落ち着きを見せたことなどから外部環境への警戒感が後退し、強いリバウンドを見せたマザーズ指数は25日線が上値抵抗となり週半ばに伸び悩む場面もあったが、週末にかけて三連休を控え日経平均がこう着感を強めるなか、中小型株への資金流入が強まり同線を突破してきた日経ジャスダック平均は年初来高値を更新しているなお、週間の騰落率は、日経平均が+4.4%であったのに対して、マザーズ指数は+8.0%、日経ジャスダック平均は+5.1%だった
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ {{|0:}}が週間で8.0%高、サイバーダインが同5.9%高だったそーせいグループ
が同15.9%高となるなどバイオ株も全般堅調となったサイバーセキュリティ関連の人気が続いており、FFRIが同40.1%高と大幅に上昇し、その他関連銘柄への循環物色の動きも見られたジャスダック主力では、ガンホーが同6.0%高、クルーズが同7.5%高となったほか、業績観測の報じられた日本マイクロニクスは同12.7%高とリバウンド基調を強めた業績予想の上方修正や株式分割実施を相次ぎ発表したエスクロー・エージェント・ジャパンが人気化し、同91.3%高と急伸したその他、ウッドフレンズ、ローツェ、マルマエ、カルナバイオサイエンス、アスコットなどの上昇が目立った3-5月期の好決算を手掛かりとした物色が活発となった一方、業績は順調に進捗しているものの事前期待の高かったテラスカイや、大幅減益となったブロッコリーは急落したIPOでは、16日にアイリッジがマザーズへ新規上場したが、上場2日目の17日も買い気配のまま初値は付いていない同日大引け時点における気配値は公開価格の約5.3倍まで切り上がっている 今週の新興市場は、引き続き堅調に推移することが想定されるマザーズ指数は上値抵抗となっていた25日線を突破してきたことで、再度年初来高値をうかがう展開となることが期待されるだろう7月前半の相場急落局面で積極的な押し目買いを入れていた個人投資家は、足元のリバウンドで資金の回転が利いており、好循環となっている 4-6月期決算発表が徐々に始まってくることから、引き続き業績動向を受けた物色や発表前の先回り買いなどの動きが活発となるだろう今週は22日にVOYAGE GROUP、23日にBEENOS、24日にアイティメディア、ペッパーフードサービス、モバイルファクトリー、カイノスなどが決算発表を予定しているVOYAGE GROUPは複数の証券会社が高レーティングを付与するなど、市場では再評価の動きが見られる業績期待の高いBEENOS、アイティメディア、ペッパーフードサービスなどの動向にも注目したい IPO関連では、今週の新規上場予定はないものの、イトクロ、PCI HD、エスケーホームのブックビルディングが続くほか、リッチメディアも新たに開始される予定となっているアイリッジの好初値がIPO人気をさらに高めることも期待され、これらのブックビルディングにおける需要動向が注目される
が同15.9%高となるなどバイオ株も全般堅調となったサイバーセキュリティ関連の人気が続いており、FFRIが同40.1%高と大幅に上昇し、その他関連銘柄への循環物色の動きも見られたジャスダック主力では、ガンホーが同6.0%高、クルーズが同7.5%高となったほか、業績観測の報じられた日本マイクロニクスは同12.7%高とリバウンド基調を強めた業績予想の上方修正や株式分割実施を相次ぎ発表したエスクロー・エージェント・ジャパンが人気化し、同91.3%高と急伸したその他、ウッドフレンズ、ローツェ、マルマエ、カルナバイオサイエンス、アスコットなどの上昇が目立った3-5月期の好決算を手掛かりとした物色が活発となった一方、業績は順調に進捗しているものの事前期待の高かったテラスカイや、大幅減益となったブロッコリーは急落したIPOでは、16日にアイリッジがマザーズへ新規上場したが、上場2日目の17日も買い気配のまま初値は付いていない同日大引け時点における気配値は公開価格の約5.3倍まで切り上がっている 今週の新興市場は、引き続き堅調に推移することが想定されるマザーズ指数は上値抵抗となっていた25日線を突破してきたことで、再度年初来高値をうかがう展開となることが期待されるだろう7月前半の相場急落局面で積極的な押し目買いを入れていた個人投資家は、足元のリバウンドで資金の回転が利いており、好循環となっている 4-6月期決算発表が徐々に始まってくることから、引き続き業績動向を受けた物色や発表前の先回り買いなどの動きが活発となるだろう今週は22日にVOYAGE GROUP、23日にBEENOS、24日にアイティメディア、ペッパーフードサービス、モバイルファクトリー、カイノスなどが決算発表を予定しているVOYAGE GROUPは複数の証券会社が高レーティングを付与するなど、市場では再評価の動きが見られる業績期待の高いBEENOS、アイティメディア、ペッパーフードサービスなどの動向にも注目したい IPO関連では、今週の新規上場予定はないものの、イトクロ、PCI HD、エスケーホームのブックビルディングが続くほか、リッチメディアも新たに開始される予定となっているアイリッジの好初値がIPO人気をさらに高めることも期待され、これらのブックビルディングにおける需要動向が注目される