(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 10005.96(+203.82)
前営業日終値 9802.14(+30.23)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2105.32(+49.80)
前営業日終値 2055.52(‐1.80)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1066.63(+20.13)
前営業日終値 1046.50(+1.09)
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[ニューヨーク 5日 ロイター] 米株式市場は大幅高。S&P500種が4営業日
続伸し、ダウは終値で2週間ぶりに1万ドルを回復した。第3・四半期の労働生産性の上
昇や新規失業保険週間申請件数の減少を受けて景気回復への期待が高まった。また、シス
コシステムズ
ダウ工業株30種<.DJI>は203.82ドル(2.08%)高の1万0005.96ド
ル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は49.80ポイント(2.42%)高の2105.32。
S&P総合500種<.SPX>は20.13ポイント(1.92%)高の1066.63。
この日は幅広い銘柄に買いが入った。シスコは2.8%上昇。4日発表した8―10月
期決算は利益が市場予想を上回った。
米労働省が5日発表した第3・四半期非農業部門労働生産性・労働コスト速報値は、生
産性の伸びが年率換算で前期比プラス9.5%と、2003年第3・四半期以来6年ぶり
の大幅な上昇となった。また、10月31日終了週の新規失業保険週間申請件数は51万
2000件と前週から2万件減少し、1月上旬以来の低水準となった。
オークブルック・インベストメンツのPeter Jankovskis共同最高投資責任者(CIO)
は、新規失業保険週間申請件数のデータは市場を支援し「あす発表の雇用統計が予想を上
回る可能性があるという期待を幾分」呼び起こしたと指摘した。
ハイテク株は幅広く買われ、ネットワーク関連株指数<.NWX>は2.1%高。フィラデル
フィア半導体株指数<.SOXX>は2.6%高となった。
デュポン
成長計画を明らかにしたことが好感された。
一方、CVSケアマーク
CEOのコメントが嫌気された。
10月の米小売各社の既存店売上高は前年の低水準から回復したものの、半数以上の小
売りチェーンで市場予想を下回った。
S&P小売株指数<.RLX>は1.8%上昇。
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