1302GMT 26日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
29日終値 前営業日終値
株 FT100 5710.66(+ 7.64) 5703.02
クセトラDAX 6156.85(+36.80) 6120.05
金 現物午後値決め 1107.50 1096.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 99.310 (+0.010) 0.301(0.300)
独連邦債2年物 0.889(0.899)
独連邦債10年物(6月限) 122.99 (+0.25) 3.134(3.158)
独連邦債30年物 3.877(3.909)
------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロ圏が前週、対ギリシャ支援で合意したことを背景にユーロが上昇。
一方、ギリシャの7年債発行の結果を見極めるなか上値は抑えられた。
<株式> ロンドン株式市場は小反発。鉱山関連株に加え、携帯電話大手ボーダフォン
CMCマーケッツの株式部長、ジミー・イェーツ氏は「主要銘柄は朝方は上昇したもの
の、その後は横ばいとなった」と指摘。「復活祭で今週は取引日が少ないため、今後も動
意の薄い展開が予想される」と述べた。
鉱山株が相場をけん引。リオ・ティント
この日最大の上げ幅を記録したのがボーダフォン。米ベライゾン・コミュニケーション
ズ
とベライゾン・コミュニケーションズが協議しているとサンデー・テレグラフ紙が伝えた
ことが材料となり、3%上昇して引けた。ベライゾンとの協議について、ボーダフォン広
報はコメントを控えている。
ディフェンシブ銘柄の一角にも買いが入った。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
ユーティリティーズ
一方、これまで相場を引っ張ってきた銀行株は下落。ロイズ・バンキング・グループ
1.8%、それぞれ下げた。
エネルギー関連株も売られ、BGグループ
ェル
製薬株も弱く、グラクソ・スミスクライン
は0.5%下落した。
BスカイB
を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げたことが材料視された。
欧州株式市場は小反発。堅調な金属相場を手がかりに鉱山株が上昇し、銀行株の下げを
相殺した。また、英ボーダフォン
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.72ポイント(0.16%)高
の1079.24。月間としては7%超の上昇を記録する見通し。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は6.55ポイント(0.22%)高の
2947.49。
シティ・インデックスの市場ストラテジスト、ジョシュア・レイモンド氏は「最近の上
昇が行き過ぎで速過ぎる可能性があるとの見方が広がる局面に差し掛かっており、今後値
堅めの動きが一部出る可能性がある」と述べた。
ドル安や中国の需要拡大の期待から銅価格が約3カ月ぶり高値をつけるなか、鉱山株に
買いが入った。
アングロ・アメリカン
ボーダフォンは3%上昇。サンデー・テレグラフ紙によると、米ベライゾン・コミュニ
ケーションズ
ダフォンとベライゾン・コミュニケーションズが協議している。ボーダフォン広報はコメ
ントを控えている。
銀行株は売られた。バークレイズ
グループ
安。
アライド・アイリッシュ・バンク
ド
ら引き上げる見通し。
<ユーロ圏債券> ギリシャが50億ユーロの7年債を起債するなか、同国の国債利回
りが上昇した。
10年物ギリシャ国債と独連邦債の利回りスプレッド
322ベーシスポイント(bp)と、前営業日の欧州取引終了時から11bp拡大した。
同スプレッドは、フィッチ・レーティングスによるギリシャに関するコメントに対し反
応薄だった。フィッチは、前週合意に達した欧州連合(EU)によるギリシャ支援策が同
国の格付けにプラス要因としたうえで、財政改革をめぐる根強い不透明性からアウトルッ
クは「ネガティブ」で据え置いた。
ギリシャのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)も上昇。CMAデータビジョ
ンによると、ギリシャのCDS(期間5年)は303.5bpと、前営業日のニューヨー
ク取引終了時の295.3bpから拡大した。
ギリシャはこの日、50億ユーロ規模の7年物ベンチマーク債を起債した。利回りは
5.9%。ユーロ加盟国が前週、二国間融資と国際通貨基金(IMF)の支援を活用する
仕組みで合意して以来初めての国債発行となる。
独連邦債は米債高に追従し上昇。米財務省がこの日、保有するすべてのシティグループ
1611GMT時点で、独連邦債先物6月限
商いは薄かった。
独連邦債2年物
同10年物
2月の米コア個人消費支出(PCE)価格指数が落ち着いた数字になったことも、独連
邦債を支援した。
[東京 30日 ロイター]