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UPDATE1: 東京外為市場・15時=ドル94円前半、中国株安でユーロ132円後半に下落

発行済 2009-08-19 16:32
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       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 94.41/42  1.4117/21  133.26/33

正午現在   94.63/65  1.4139/43  133.81/87

午前9時現在 94.85/90  1.4164/67  134.37/43

NY17時現在 94.71/75  1.4131/36  133.81/87

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 [東京 19日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5

時時点から下落し、94円前半で推移している。午後から中国株が急速に下げ足を速めた

ことでクロス円が売られ、つれてドル/円も水準を切り下げた。午後4時前には上海総合

株価指数<.SSEC>が5%の下げとなり、ユーロ/円は132円後半に下落して推移してい

る。

 ドル/円、クロス円とも朝方からレンジ取引が続いた。とりわけドル/円は動意に乏し

く、94円後半でこう着。95.00円から上には輸出企業の売りが控えていることから

上値が重い一方で、上海総合指数<.SSEC>が底堅かったことで下値も売り込めず「何度も

通ってきたレベルでもあり、この値幅では誰も何もできない」(ソシエテジェネラル銀行

外国為替本部長、斎藤裕司氏)との声が上がった。

 流れが変わったのは午後2時半過ぎ。上海総合指数が下げ足を速め、5%を超える下げ

となったことでクロス円が急速に売られた。午後4時までにユーロ/円は132.62円

まで、豪ドル/円は77円前半まで売られた。つれてドル/円も94.13円

まで下落した。

 中国株にらみの展開が続いているものの、反応はこれまでほど過敏ではない。「中国当

局が緩和姿勢をやや弱めたとみられることが中国株の下げの背景だが、当局の意図はファ

イン・チューニング。それがわかっているので為替への影響は極端なものになっていない」

(都銀)との声が上がっている。 

 <中国の銀行決算に注目>

 きょうの中国交通銀行<3328.HK>の決算発表を皮切りに、中国の大手銀行の決算発表が

スタートする。中国工商銀行<1398.HK><601398.SS>が20日、中国建設銀行<0939.HK>

<601939.SS>が21日にそれぞれ決算を発表する。中国銀行<3988.HK><601988.SS>の決算

発表は来週の予定。このところの中国株の下落の背景について、中国当局が膨らんだ融

資の押さえ込みにかかったためとみられているため、中国の銀行決算に注目が集まってい

る。

 ソシエテジェネラル銀行の斎藤氏は「中国の銀行は融資が急増しているため、今回の決

算は堅調だろう。不採算融資にこげつきが出るとしてもまだ先のことだ」とみている。

 上海総合指数との関係については、大和総研の中国担当シニアアナリストの肖敏捷氏が

「銀行の決算がよくても、消費財や資源・エネルギー関係が厳しそうだ。上海総合指数は

これまでの上昇が急だったための調整局面に入っており、当面は3000をはさむ値動き

になる」と指摘している。

  

 <英CPI上昇受け英中銀議事録に注目>

 

 イングランド銀行(英中央銀行)は日本時間午後5時30分に金融政策委員会の議事録

を発表する。ロイター調査によると、同委員会は量的緩和政策の拡大を全員一致で決めた

とみられているが、景気回復見通しをめぐる不確実性が高いため資産買い入れプログラム

が始まって以来初の票割れとなったリスクもある。この場合、量的緩和のこれ以上の拡大

はなく、利上げもそう遠くないかもしれないとの見方から、ポンド相場は上昇する見通し。

 一方、ステート・ストリート銀行金融市場部長の富田公彦氏は、18日発表の7月の英

消費者物価指数が予想の前年同月比1.5%上昇に対し、1.8%上昇になったことを指

摘。このまま消費者物価指数がインフレ目標の2%に近づいていくようになるならば、イ

ングランド銀行は緩和的な金融政策を継続できなくなるとみている。「この場合は出口論

につながるよい金利上昇ではない。ポンド売り圧力につながる可能性もある。金融政策委

員会での議論がどうだったのか確認したい」(ステート・ストリート銀行、富田氏)とし

ている。

 (ロイター日本語ニュース 松平陽子)

( ロイターメッセージング:yoko.matsudaira.reuters.com@reuters.net 

E-mail:yoko.matsudaira@thomsonreuters.com; 03-6441-1795)

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