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UPDATE1: 東京外為市場・15時=ドル93円後半で上値重い、増資がらみの円買い観測も

発行済 2009-07-22 15:48
EUR/GBP
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EUR/JPY
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       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 93.60/64  1.4198/99  132.88/95

正午現在   93.53/55  1.4193/96  132.71/80

午前9時現在 93.54/55  1.4196/97  132.78/86

NY17時現在 93.65/66  1.4219/22  133.31/41

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 [東京 22日 ロイター]午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時

時点とほぼ変わらずの93円後半。東京市場では朝方、銀行増資の払い込み手当てとされ

る円買い観測があり、ドル/円は一時下値をトライしたものの、下抜けしなかったため、

午後の取引では一定の底堅さを保った。しかし上値も重く、93円の半ばを中心とする一

進一退となった。

 

 ドルは朝方の高値93円後半からじりじりと下落し、一時93.40円まで下落した。

前日海外市場で米金利が急低下したことや、外国人投資家がみずほファイナンシャルグル

ープ<8411.T>の増資払い込み用の円手当てを行ったとの観測が浮上した。「真偽の程は不

確かだが、朝方はそういったマーケット・トークが出回っていた」(邦銀)という。

 クロス円は日経平均<.N225>が前日比プラス圏を推移しているにもかかわらず、全般的

に伸び悩み。ユーロ/円は133円台での滞空時間が短く、132円後半を中心とする値

動きになった。

 

 市場では「株が上昇するとリスク志向が高まり、欧州通貨や高金利通貨が買われ円が売

られる構図が続いている」(外銀)と言うが、最近のクロス円相場は株高でも以前に比べ

伸び悩むケースが多い。 

 「円を持っている日本人が円を売りユーロや豪ドルを買うのはリスク志向の回復の証し

かもしれないが、円を借りなければならない外国人がユーロ/円を買うことがリスク志向

回復の証左だとは思えない」(ファンドマネージャー)との指摘もある。

 また、クロス円の上値の重さは「株価の上昇が一時的なものとの為替市場の見方を表し

ている。企業業績は人員カットすれば好転するが、経済はジョブレス・リカバリーに陥る

だろう」(アナリスト)との意見も聞かれる。

 

 <米長期金利とドル/円>

 

 他方、米長期金利が上昇するとドル/円が買われ、低下するとドル/円も下落するとい

う展開は前日も続いた。

 前日海外市場では、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で国内経済

について慎重な見方を示したことや、米金融サービスのCITグループが発行済

み社債の公開買い付けが失敗した場合、連邦破産法の適用を申請する可能性があるとの見

通しを示したことなどがきっかけとなり、米10年債利回りが3.6%半ば

から3.4%半ばまで低下。ドルの下落につながったという。

 ただ、前日の米米長期金利の大幅下落には違和感をもつ参加者もいる。

「バーナンキ議長は既に見解を米紙のコメンタリーで発表しており、証言自体に目新しい

内容は見当たらなかった。それにもかかわらず米債が改めて買い直されたのは、事前に相

当のショートポジションがたまっていたのだろう」(米銀FXストラテジスト)という。

 

 <英ポンド>

 

 この日の取引では英ポンドが軟調。対ドルで1.64ドル半ばから1.63ド

ル半ばに、対ユーロで0.86ポンド前半から後半にじり安となっている。

 前日にJPモルガンがリサーチノートで、バークレイズが128億ポンド、ロ

イヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が85億ポンドの資本不足に

陥ると指摘したことが引き続き話題となった。同計算は2010年末に導入予定の自己資

本ルールを前提としている。

 英議会と金融当局では金融機関に対する資本積み増しで合意しており、規制の結果、英

金融機関の株主資本利益率(ROE)は15―20%から10―15%に低下することが

見込まれている。

 

 (ロイター日本語ニュース 森佳子)

(yoshiko.mori@thomsonreuters.com;03-6441-1877;

ロイターメッセージングyoshiko.mori.reuters.com@reuters.net)

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