上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
前場終値 2917.153 5.801安 861.9億元(上海A株)
寄り付き 2928.300 5.346高
前営業日終値 2922.954 81.914高 1594.0億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
前場終値 23336.89 19.28高 327.1億香港ドル
寄り付き 23451.40 133.79高
前営業日終値 23317.61 154.70高 634.0億香港ドル
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[香港/上海 14日 ロイター] 14日の上海株式市場は、前日の急騰を受けた利
食い売りで反落して前場を終えた。
預金準備率の追加引き上げに対する懸念から、短期金融市場で金利が上昇していること
も重しとなっている。
上海総合指数<.SSEC>は5.801ポイント(0.20%)安の2917.153。
前日の上海市場は、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き上げ、利上げを見送
ったことを好感して、大幅に上昇した。
上海の証券アナリストは「預金準備率の引き上げで短期的な見通しははっきりしたが、
追加引き締めに対する警戒感は根強い」と指摘。
「インフレ抑制が政策の大きなテーマとなっており、当局は今後もさらに厳しい措置を
続けるだろう」と述べた。
個別銘柄では、前日値上がりした大型の資源株に利食い売りが出ている。中国石油化工
(シノペック)<600028.SS>が1%下落。
銀行株も安い。中国工商銀行<601398.SS>が0.5%安。
香港株式市場は、閑散商いのなか、小幅続伸して前場を終えた。
狭いレンジ取引となっている。午前の売買高は8月最終週以来の低水準。年末を控え、
取引が細っている可能性がある。
ハンセン指数<.HSI>は19.28ポイント(0.08%)高の2万3336.89。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>は27.78ポイント(0.22%)高
の1万2779.60。
エネルギー株が高い。石炭の神華能源<1088.HK>が2.1%高。中国海洋石油(CNO
OC)<0883.HK>が0.6%高。